wfivewというICOMのリグに接続してスペクトル画像(バンドスコープ)を見るためのフリーのソフトをダウンロードして使ってみました。それに先立って、RS-BA1を使ってIC7851と接続して、IC7851側の設定などが正しいことを確認しました。現在使用中のPCにはRS-BA1がインストールされていなかったので、RS-BA1のインストールをしてバージョンアップするなど結構手間取りました。RS-BA1でIC7851を遠隔操作するのは久しぶりですが、なんとか昔を記憶を取り戻すことができました。
次に、PC(Windows10Pro)にwfview(ver1.5)をインストールしました。この記事に書いてあるように、インストール中にエラーが出ましたが、それは無視しました。それでも、今のところ問題はありません。
com0comやVB-cableなどはインストールしない状態で、とりあえずwfviewを起動してみました。最初にsettingタブを開いて、IC7851のIPアドレスなどを入力しました。その後viewタブにすると、思った通りにIC7851と接続できて、スペクトルやウォーターフォールが表示されました。
スペクトルやウォーターフォールなどはRS-BA1よりも見やすいように思います。RS-BA1に比べて画面がシンプルで、操作スイッチなどもかなり省略されていますので、IC7300の小さな画面のスペクトル画像をPCで見るために開発されたソフトだということがひしひしと伝わってきます。このような目的で開発されたこともあってか、IC7851本体の操作スイッチ類の操作と共存していて、どちらからでも周波数やモードを変えることができます。
操作性という点ではRS-BA1よりも優れていると思います。RS-BA1では、まずIcomRemoteUtilityを起動して、その後にRS-BA1を起動する必要がありますが、wfviewでは一発で起動できるので便利です。
WSJT-Xなどとの連携はこれからやってみる予定です。その時には、com0comやVB-cableなどの仮想ドライバが必要になるのでしょうね。
com0comを使って、TCP/IP(UDP?)上を流れるCI-Vコマンドをシリアルポートにリダイレクトするという発想は良いですね~!でも・・・Windows11ではcom0comが使えないらしいので、なかなかWindows11にはアップグレードできそうにないです。
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