2021年1月号のCQ Ham Radioを読んでいると、「新スプリアス規格への対応期限まであと2年」という記事が載っていて、自分の設備はちゃんと対応できているのかなぁと一抹の不安を抱いたのでアレコレと調べてみました。設備は、技適機種の無線機(IC-7851, IC-7700)にリニアアンプ(JRL-3000F , VL-1000)という組み合わせです。HF帯の無線設備に関して平成25年5月に検査を受けています。なお、144MHz帯に関しては令和2年2月に、スプリアス測定を含む変更検査を受けました。
JARDの「スプリアス確認保証が必要な無線機等」を見ると、{④前記①~③と総務省が公表するリニアアンプ(10機種)を組み合せた無線設備}は、スプリアス確認保証が不要とされており、これを満たすのでOKです。
また、JARDが2020年6月に発表したお知らせによれば、平成17年12月以降に国の検査を受けて免許されたものは除き・・・と書いてあり、私の固定局は、平成25年5月にHF帯の変更検査を受けているので、この項目でもOKです。
そもそもですが・・・リニアアンプというのは、無線機とは違い、あくまでも付加装置の類ですよね。付加装置という点では、トランスバーターがそうです。135kHz帯や5.6GHz帯の免許申請(指定事項である指定周波数の変更を含む)を考えていますが、既設の技適証明機器に自作のトランスバーターを付加した場合は、出力が20W以下であれば、保証認定をしてもらうまでもなく、送信機系統図だけ書いて、スプリアス測定なしで総通に直接申請できるのではないかと思いますが・・・どうなんでしょうか?
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