現在QRV中のアメリカンサモアへのDXペディション局K8Rは、SuperFoxモードで運用しています。梅雨入りしてからは、雷が怖いので無線機などの電源プラグやアンテナ類は外していましたが、SuperFoxモードというのはどんなものなのか確かめたくて、無線小屋にやってきました。従来からFT8に使用していたJTDXやWSJT-Xの古いバーションではデコードすらできません。(Houdとして呼んでいる局はデコードできるので、誰を呼んでいるのは分かります。)
SuperFoxモードについては、8月に運用されるN5Jのホームページで詳しく説明されています。
SuperFoxモードをデコードするためには、最新のWSJT-Xのお試しバーションであるWSJT-X 2.7.0-rc5を使用する必要があります。私のPCには、WSJT-X 2.6.1がインストールされていましたが、SuperFoxモードを試すためにWSJT-X 2.7.0-rc5をインストールして、K8RとのQSOを試みました。インストールすると、程なくデコードできて、コールすると即座にコールバックがありました。SuperFoxモードでのファーストQSOです。+12dBのレポートを貰いましたが、リニアアンプなしで50Wに絞って呼びました。