南無ちゃんのブログ    https://namva.net

天下御免の夢中人=南無ちゃんは、今日も元気で明るく楽しく逞しく生きてゆく。

安芸クイーンとシャインマスカットにマイシン処理

2024-05-23 19:57:28 | 農業日誌

 午前中は、安芸クイーンとシャインマスカットにマイシン処理をしました。マシン処理と言うのは、ストレプトマイシン200ppmの薬液に花穂の先端を浸漬または噴霧処理するというもので、種抜けを良くするために行います。下の写真はシャインマスカットの花穂先端を浸漬している様子です。PETボトルを利用して自作した処理容器を用いています。少ない薬液で花穂先端部のみを浸漬できるので、軽くて使い易いのです。

 シャインマスカットの花穂の軸は柔軟なので少々曲げても問題ありませんが、安芸クイーンの花穂の軸は硬くて脆いので、曲げるとぽきっと折れてしまう事があります。昨年までは、下の写真で右端の手動蓄圧ポンプ式ハンディースプレーを使っていましたが、今年は電池式のものにしたいと思って、先ず真ん中のタイプのものを購入しましたが、霧が細かすぎて噴霧量が少ないのと、ポンプのON/OFFボタンが変なところについていて、操作しにくいので、左端のものを追加で購入しました。こういうのを試行錯誤というのですが、他人がやっていないことをするのは無駄が多いという一例です。

 最終的に、左端の黒っぽい奴(GARDENA製霧吹きスプレー:Amazonで購入)を使って、安芸クイーンのマイシン処理をしました。他の2つよりも数段使い勝手が良く、思った通りのことができました。満開時のジベ処理にも使えそうですが、浸漬する場合に比べて薬液が沢山必要になるというのが噴霧処理の難点です。

 午後からは、デラウェアの摘心作業をして、その後、ピオーネの誘引作業をしました。デラウェアは、そろそろ花が咲き始めているものもあり、摘心作業が遅すぎた感がありますが、しないよりはマシだと思います。ピオーネの誘引は今日でほゞ終わりました。

コメント