大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
誠心誠意、全身全霊をかけてがんばります👊

第12回全国市議会議長会研究フォーラムin姫路、2日目。

2017-11-16 22:08:43 | 日記
全国市議会議長会研究フォーラムin姫路、2日目。

「議会基本条例のこれまでとこれからを考える」という課題について、福島県会津若松市議会(定数30)、三重県四日市市議会(定数34)、佐賀県伊万里市議会(定数24)の事例報告ならびに討議が行われました。

会津若松市議会では、議会基本条例を制定する過程で「議員とは何ぞや?」「議会とは何ぞや?」というそもそも論の議論が交わされ、四日市市議会では、条例制定以降に市長提出の議案を否決または修正可決した事例が9件にも上ったそうです。また、日田市議会において、12月議会で試行する「議員間討議」についての議論も聞くことができました。ただし、これをうまく進めていくためには、議員それぞれが知見を高めることが必要との指摘がありました。

日田市議会では、平成26年4月に議会基本条例を制定しています。

この条例の制定にあたっては、私の所属する『新世ひた』の先輩である飯田議長が議会改革特別委員長として、尽力されたと聞いています。また、条例制定の翌年に初当選した私に、やはり会派の先輩である石橋議員が、条例をしっかり読みこなすようアドバイスをくださったことを思い出します。

少し前、「市長の提案に反対するなら、対案を出すべき」と私に言った方がいました。その通りだと思いますが、私が市長の提案に反対したのは、平成27年9月議会の「副市長二人制」と本年3月議会の「住民自治組織交付金予算」の2回。いずれも、きちんとした理由を持っていたことは、皆様にも発信してまいりました。

議案質疑を行うことに対して、そのような見方をされたのかもしれませんが、議案や予算案として出されたものに疑義がある場合は、徹底的に質疑を行うのは当然で、それを判断材料として自分の表決を行うべきと考えています(議案質疑を行ったものについては、最終的にいずれも賛成しました)。

今日も、二元代表制の一翼を担う議会は、首長に対して是々非々であるべきとのお話がありました。常に「是は是、非は非」を腹に据えて行動している私は、意を強くする機会となりました。

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