大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
誠心誠意、全身全霊をかけてがんばります👊

不易流行

2022-04-09 22:42:48 | 日記
令和4年4月9日(土曜日)

今日は、大半の時間を自宅で過ごし、3月議会中に届いた課題の一つを調査しました。

以前、一般質問の通告開始の数日前に、「中野さん、○○について、議会で言ってくれ」とのお電話をいただいたことが何回かありました。一般質問は、市民の皆様の声を届ける貴重な機会ではあります。しかし、永久に議事録が残ることや、市議会本会議場での発言の重さや影響力を考えると、質問者たる自分自身が理解も把握もしていないものを取り上げることはできませんし、単に要望を伝える場でもありません。丁重にお断りいたしました。

また、課題については、一般質問という機会だけではなく、担当部署の職員との意見交換や情報交換の中で、解決への方向性を探ることも大事だと思います。市職員の持つ専門性と市民の感覚や目線を繋ぎ、紡ぎながら、市政発展に努めるのは、議員だからこそできる部分もあると思います。そのような想いで取り組んでまいります。

今、取り組んでいる課題を考えながら、先日、Facebookで拝見した佐賀県武雄市の小松市長さんのコラムで触れられていた「不易流行」を思い出しました。


「不易」とは、世の中が変化しても絶対に変わらないもののこと。「流行」とは、世の中の変化に合わせて変えていかなければならないもののこと。

さらに、中川昭一先生の『飛翔する日本』の中にある一節を思い出しました(213頁)。


保守とは何か。「不易」と「流行」という言葉があるけれども、世の中には「守るべきもの」と「変えていくべきもの」の両方が存在する。真の保守主義とは「守るべきもの」と「変えるべきもの」をしっかり認識し、バランスを取りながら、「守るべきもの」はしっかり守り、「変えていくもの」は変える。さらに言えば、「守るべきもの」にしても単に「いい部分」を残すのではなく、さらに生き生きとしたものに進化させていく。

さらに読み進めると「変えるべきものを変えない」「守るべきことを変える」のどちらもおかしいとありました。本質を間違えないように、しっかり勉強を重ねたいと思いました。

さて、本日の新型コロナウイルスの日田市内の陽性確認は、11名でした。昨日よりも2名減。

【日田市ホームページ】

・年代別では、10歳未満が5名、10代・20代が各1名、30代・50代が各2名。
・接触状況では、家族が8名、不明(調査中)が3名。
・大分県全体での病床使用率は、25.4%(昨日は26.2%)。
・PCR等検査は、2,199件でうち陽性者は465名(昨日は2,187件中442名)。

参考までに、先週の土曜日(4月2日)は、大分県全体で416名、日田市では19名でした。