美味しんぼ27巻に「本当のご馳走」という話があります。
ご馳走とは「走り回る」という意味で、お客をもてなすために、あちこちを走り回って品物をそろえたり、準備をしたりするコトだ、という話でありますが、
そんなの
面倒臭え。。。
岐阜に片付いている弟夫婦が帰ってくるというので、元旦の料理の材料は全てこちらで調達するコトにいたしました。
そして、元旦当日。台所に一人で立ちシコシコ作りましたのはこれらのお料理。
柿の白和え
桜新町の巌廻で出て来た柿とイチジクの白和えからイチジクをリストラして作りました。胡麻と塩を強めにして酒のアテっぽくするトコが自分的にポイント。
芹のお浸し
器楽亭の八寸にあったヤツを再現。まぁ似た感じに出来ました。
シーチキン味噌といぶりがっこのポテトサラダ
シーチキン味噌はやはり器楽亭で食べた鯛味噌をシーチキンに置き換えたヤツ。山椒を効かせました。一方、ポテトサラダはワイガヤで食べたヤツを再現しました。あと、菜の花の辛子和えを添えたかったんですが作っておいて失念。。まぁ、飲みながら作ってますからねぇ…
刺身三点盛り
鯛は塩昆布でマグロの赤身は醤油、そしてブリは金柑を添えていただいてもらいます。このブリの食べ方はダルマットのパクリ。
牛テールスープ
一応主菜扱いのテールスープ。圧力鍋でネギの青いトコと生姜どっさりとでガーッと煮たら、どうしようもなく脂っこくなってしまったので、ラーメン屋の要領で別に炊いた昆布出汁スープと1:2の割合で割ったら丁度良い塩梅になりました。
残りのスープは別皿で水沢うどんをぶち込みご提供。我ながら美味いわ。
つくピー
焼物のポジションで出しました。ええそうです、フューチャリングい志井です。卵黄ソースを掛けて一手間してみました。
砂肝の南蛮漬け
酢の物扱いで。ここまで一人ひとり別盛りで出してきましたが、面倒になり一緒盛り。弟が持ち込んだ何とか唐辛子を多量に仕込んでみました。香りがたって上々。
鮭の寿司と海苔吸い
鮭の寿司は小学校の給食で好きだったヤツを再現。きゅうりは塩揉みして、卵はプレーン、チーズが入っているのがポイントです。海苔吸いは向田邦子のエッセイにあるレシピを再現。底に眠る梅肉がお口をさっぱりさせます。
ふぅー、疲れた。マヌケな素人料理だって骨は折れます。何しろ仕込みのために元旦から4時半起きだったんですから。んじゃ、今年もよろしくお願いします&おやすみないZZZ...
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