中流階級の食寝言 ~それでも上流階級の夢をみる~

普段、人様は何を召し上がっているのか気になりませんか?自分は物凄い気になる。。。

宋家 ガムジャタン@新大久保 ★★☆☆☆

2020-09-29 07:38:00 | 韓国料理(含む焼肉)
漫画・美味しんぼに「茶の味わい」という話があります。話はこうです。


主人公・山岡士郎の同僚である田畑さんの姪が修学旅行の京都で高級玉露をお土産で買って来ました。が、それは実はクズ茶だったコトが判明。皆んなで京都に乗り込み、ニセ玉露を売ったインチキ土産物店を襲撃しますが、店主は口を割らない。そこで一計を案じた田畑さんが店主に放ったのがこちら。



かっくいい〜
そしたら、田畑さん。新大久保にもちょっと来ていただけませんか?



宋家 ガムジャタン
近頃涼しくなってきまして、そしたら無性にカムジャタンが食べたくなり、専門店だというこちらに遊びに来たのであります。



店内に入ると店主らしいおっちゃんが、観光地の土産物屋の呼び込みのノリでワァーっとまくしたて、カムジャタンについて説明してきます。ウゴジガムジャタンはどこでも食べられるカムジャタンで、上の白・赤はオリジナルだと言います。うーん、迷った末に「オリジナル」という響きに負け白をお願いしました。


おっちゃん曰くコッチョリという浅漬けキムチは絶対食べて欲しいってコトで、こちらも注文します。


散々喋り倒して満足したおっちゃんが引き上げましたので乾杯。ハイボールです。


コッチョリ
秒で出てきました。


おっちゃんの説明通りの浅漬けキムチ。味わいが乏しいですが、白菜のシャクシャクした歯触りと甘みを感じられてコレはコレで美味いです★★★☆☆


んで、やって来ました


白ガムジャタン
具は豚の背骨とジャガイモ、長ネギと至ってシンプル。



付属の青唐辛子と唐辛子を入れるコトで白を青にも赤にも出来るという味変スタイル。



おっちゃんは店の回転が命らしくやれ食えそら食えと矢の催促ですが、味を見たら全然でしたのでグツグツ煮込みまして、



再度お味見。ふむふむ薄い火鍋スープの白い方といった感じですが、まぁ良いでしょう。



背骨からいただきます


が、



クズ肉やんっ!★☆☆☆☆
ちょっと何なにナニ?事前のおっちゃんのアナウンスでは他の店は冷凍の背骨使ってるけど、ウチは生のいいヤツ使ってる!と言ってたけど、ただのクズ肉やん!!!あの店この店ももっともっと肉付きが良かったぞ!例え冷凍でもあちらの方が満足度は数十段高いです。



煮え切れない気持ちで煮え立つ鍋を見つめます。。


ちっちゃい瓶で980円也の韓国焼酎で気を紛らわせます。


気を取り直してお芋をいただいてみますが、このお芋も小さいし、何より身崩れしないしっかりしたヤツなので、あのカムジャタン特有のドロドロスープになってくれません。



青唐辛子をいれても


唐辛子を入れても死んだ心には響かずで


何だかとっても侘しい鍋。。。



〆にスープを使ったご飯いためをお願いしましたが


スープなんてほんのポッチリしか入れないもんだから、炒める時に大量投入した胡麻油の味しかしません。つか、この質と量で750円とはね。。。



もういいや、帰ろうってコトでお会計後(2人で7,000円弱)、店を出まして近くの韓国食材のお店へ、そしたら






まずは一緒に遊びに行く税務署の方とお友達にならなきゃだわ。

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