中流階級の食寝言 ~それでも上流階級の夢をみる~

普段、人様は何を召し上がっているのか気になりませんか?自分は物凄い気になる。。。

Aux delices de dodine (オ デリス ド ドディーヌ)@大門

2017-06-16 07:30:24 | フレンチ

アンリ・ルソー作「第22回アンデパンダン展に参加するよう芸術家達を導く自由の女神」




「日曜画家」と揶揄され、サロンへの出品も思うに任せなかった彼の作品を受け入れたのは、このアンデパンダン展でした。アンデパンダン展は、誰もが作品を自由に出品出来る展覧会だったのです。




ルソーは、この展覧会の精神に感銘を受け、また感謝し、描いたのがこの作品です。




下段で、黒い服を着た男2人が握手をしております。これは小さい方がルソー、もう一方がアンデパンダン展の主催者です。



そして、ぞろぞろと作品を抱えてアンデパンダン展に向かう芸術家たちがいて、



そんな彼らを頭上で導くのが自由の女神です。



んで、本日はそんな自由の女神になりたい気分



だって、







皆様を





こちらのお店に導きたい!!!





オ デリス ド ドディーヌ
導きたいその理由は、そのコスパ!その精神!!




前菜、メインから一種ずつ選ぶシステム。自分は




玉ねぎのポタージュに激しく心乱されましたが、この後のメインを考え野菜を摂るコトに。グリーンサラダとなってますが、どこぞの店のホントにグリーンなサラダとは違い、彩り鮮やか。フレンチドレッシングの酸味も上々。




パンも香ばしくいただけます。



そして、メイン




鳥もも肉と青ネギのクリーム煮込み




デッカ!!!?
写真で上手く伝わらないのが口惜しい限りですが、デッカいです。もも肉のオバケみたいなサイズ。



こんなデッカいんじゃ、お味も大味なんじゃないの〜なんていただけば、




優しくリッチなお味★★★★☆
絶妙な火通しの鳥もも肉は、とってもジューシィ。仕上げにオーブンで焼き上げてあり、皮目はパリパリで、一手間掛かってます。クリームも塩加減は抜群で全くクドくなく、サッパリいただけます。




青ネギといただけば、青ネギの甘みが加わりより優しい味わいに。




そして、食べ進めるうちに気付いたのですが、こちらのお肉、クスクスを枕にしております。




クリームを吸ったクスクスは、もも肉とは妙なるクリームの味わい。オリーブオイルの香りをふんわり感じ、ちょっとした味変になってます。気が利いているなぁ。



いやーお腹いっぱい。満足度もいっぱいです。安い価格でお腹いっぱいになってもらいたい、というお店のメッセージを強く感じました。例の店とは違い、とても素敵なお店です。皆様、是非お越しくださいませ。




そして、さんど さんど申し上げますが、導きたく無いのは、




このお店。。


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