倉木麻衣が担当する最新作主題歌も大ヒット!劇場版『名探偵コナン』主題歌の変遷を辿る

2017-05-07 23:35:45 | ZARD
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倉木麻衣が担当する最新作主題歌も大ヒット!劇場版『名探偵コナン』主題歌の変遷を辿る
2017年05月06日 16:30

最新作『から紅の恋歌(ラブレター)』が公開され、通算21作となった劇場版『名探偵コナン』。ここでは、歴代劇場版『名探偵コナン』でどのような主題歌が採用されてきたのか、その変遷をみていこう。

■B'zが5作品で主題歌を担当と歴代最多

劇場版『名探偵コナン』の主題歌を、これまで1番多く手掛けたレコード会社はビーイングだ。ビーイングが楽曲制作を手掛けるアーティストは“ビーイング系”と呼ばれるが、その中でも多くの劇場版『名探偵コナン』主題歌を担当したのは、B'zだ。

1999年『世紀末の魔術師』の主題歌「ONE」を唄ったのを皮切りに、2002年「Everlasting」、2006年「ゆるぎないものひとつ」、2011年「Don't Wanna Lie」、2016年「世界はあなたの色になる」と、計5曲を手掛けた。

どの作品も、B'zの楽曲のもつ疾走感やパンチの効いたサウンドが、劇場版コナンの派手で、時にはへヴィーな展開になることもある世界観にマッチしている。

■コナンとの関わり深いZARDが手掛けた名主題歌たち

2007年2月に発売された『ZARD Forever Best 〜25th Anniversary〜』のCMにコナンが出演して話題となったこともあり、コナンの主題歌といえばZARDを思い出す方も多いかもしれない。TV版でもオープニング曲、エンディング曲を手掛けていたZARDだが、劇場版の主題歌も3度手掛けている。

初めてZARDが劇場版『名探偵コナン』の主題歌を手掛けたのは、1998年に公開された第2作『14番目の標的(ターゲット)』。曲は「少女の頃に戻ったみたいに」。その後も2005年「夏を待つセイル(帆)のように」、2008年「翼を広げて」を主題歌として提供した。
どの作品も、ZARDの万感こもった歌詞と歌声が、映像とリンクする様が見所だ。

■コナンの主題歌といえば、この人! 倉木麻衣

コナンの主題歌を語るにあたって、外すことができないアーティストが倉木麻衣だ。現在オン・エア中のTVアニメでもエンディングテーマ「YESTERDAY LOVE」を歌っており、劇場版最新作『から紅の恋歌』でも、「渡月橋 〜君 想ふ〜」が主題歌に起用された。これによって、倉木が歌う『名探偵コナン』シリーズのタイアップ作は通算21作となり、同シリーズ同アーティスト最多タイアップとしてギネスにも申請された。

過去の劇場版では、2001年「always」、2003年「Time after time〜花舞う街で〜」、2009年「PUZZLE」の3曲が主題歌となった。劇場版主題歌では、作品の世界観やストーリーを歌詞に写し取ったような曲が多いのが、倉木麻衣の特徴。最新作
「渡月橋 〜君 想ふ〜」も、物語の舞台・京都をありありと想起させる、和テイストの強い楽曲となっている。


名曲がずらりと揃う劇場版『名探偵コナン』の歴代主題歌たち。楽曲を聴くことで、映画公開当時のことを思い出す方もいるだろう。ぜひ歴代主題歌を改めて聴いて、懐かしさに浸ってほしい。