柴咲コウ、東阪2日間だけのプレミアムライブ開催

2016-12-12 00:29:38 | ZARD
http://www.musicman-net.com/artist/63778.html

柴咲コウ、東阪2日間だけのプレミアムライブ開催「ここで歌うことができて幸せです」
2016年12月12日

柴咲コウが12月4日にビルボードライブ東京、12月11日にビルボードライブ大阪にて、2日間で計4ステージのみのスペシャルライブ「Ko Shibasaki billboard Acoustic Night」を開催した。

15年6月にリリースしたキャリア初のカバーアルバム「こううたう」をリリースした際は全国10箇所を回るホールツアーを実施したが、今年7月にリリースした2枚目のカバーアルバム「続こううたう」のリリース後は、主演を務めるNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の準備と撮影のためスケジュールが取れずに、ライブツアーは断念していた。しかし、柴咲は最初のMCで「年の瀬になって、やり残したことがある気がするなと思って。これはやらなきゃと思い立って、スタッフに相談したら、『やりましょう! 会場探しましょう!! ありました!!!』っていう感じで決まって(笑)、こうして開催に至っています」と説明。

2枚のカバーアルバムからの選曲を中心に、ピアノに元・東京事変の伊澤一葉、パーカッションにゆずのサポートでも知られる若森さちこを迎えた最小編成による演奏で、装飾は排除。真っ赤な果実のようなノースリーブのドレスを纏った彼女は身1つでステージに立ち、リラックスしたムードのなかで全11曲を歌唱。歌の言葉、1つ1つに丁寧に感情を織り込んだパフォーマンスで、プレミアムチケットを手にした観客を魅了した。

笑顔で観客とハイタッチしながらステージに上がった彼女は、ライブのオープニングに爽やかなアップテンポのポップナンバー「白いカイト」(My Little Lover)をチョイス。音源ではワタナベシュンスケに任せていた口笛も自身で披露し、客席からはクラップとともに大きな拍手も上がった。さらに、柔らかなファルセットが特徴的な「ただ泣きたくなるの」(中山美穂)、近年の彼女のテーマにもなっている「素直」(槇原敬之)、体の奥底からエネルギーが湧き上がってくるような生命力を感じた「永遠」(ZARD)と、思い入れの強い曲たちを音が空中に消えて無くなる最後の最後まで丁寧に歌い上げ、親密な空間だからこその細かい表現の細部まで味わうことができた。

MCでは、来年で15周年を迎える音楽活動について、「やりたいことをもっともっと明確にして、突き詰めて、具現化していきたい」と意気込みを語った。そして、中盤のブロックでは、瞳を閉じながら「3月9日」(レミオロメン)を切々と歌い、現時点での最新シングル「野性の同盟」のアコースティクバージョンも披露。オリジナルではストリングスも入った壮大なサウンドになっているが、この日は、吐息交じりのアクセントも含め、声だけでスケールを広げていくヴォーカル力を見せた。続く、「サヨナラ」(GAO)は彼女が小学校5年生の時にファンレターを書いてしまうくらい大好きだったシンガーソングライターGAOのヒット曲で、思い入れの強さからか、マイクを両手で持って歌い出だすシーンが印象に残った。

ここで彼女は、「ずっとビルボードでライブがしたかったので、今回、ここで歌うことができて幸せです」と話し、「小編成でやるとより一層、一字一句に奥深さを感じるし、感情移入しやすいと思います。できれば来年も、物理的にも、心理的にもお客さんと近い距離でやりたい」と続けた。次のライブが決まっているわけではないが、さらに「カバーさせていただいたことでより一層、歌うことに対して責任を持つようになったし、お芝居を重ねていることもあって、歌にどれだけの表情をつけて、感情を乗せて、みんなに届けることができるのかを真摯に考えているので、そういう場ができたらいい。歌の活動も、お芝居の活動も、いいタイミングで、自分のできる範囲で、真心を込めて向き合って、きちんとした形で発表できたらと思っています。これからも応援よろしくお願いいたします」と意気込みを語った。

そして、アカペラで歌いだした「テルーの唄」(手嶌葵)では少女のように純粋な一面を見せ、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅲ 暁の蜂起』の主題歌として今年の5月にリリースされた「永遠のAstraea」、そしてドラマ「ガリレオ」の主題歌「最愛」と、オリジナルのコラボ楽曲を続けて披露し、「本当に歌が好きだなと思います。もっともっと磨いていかないといけない部分もあるけど、気持ちを込めることは絶対に負けない」と、歌に対する情熱を実感を込めて伝えた。続けて、ピアノが弾むポップナンバー「夢の外へ」(星野源)を歌い始めると、ステージ後方の幕が開き、イルミネーションが照らされた通りの風景が広がった。演出らしい演出といえばこれだけだが、彼女の歌を聴きながら、1枚の窓で区切られた外の世界を見ることで、夢のような世界から現実への緩やかな帰還を感じた人も多かっただろうし、ここではないどこか別の世界へと思いを馳せた人もいたのではないかと思う。最後に、観客に向けて笑顔で手を振りながら、「また会いましょう。みなさん、またきてくださいね」と再会の約束をし、充実した表情でステージを後にした。

なお、大河ドラマ「おんな城主 直虎」はいよいよ、2017年1月8日から放送がスタートする。1年以上に及ぶ連日の撮影があるため、音楽活動における次の明確な予定は決まってないが、彼女の言葉を信じ、その動向をゆっくりと見守りたいと思う。

セットリスト
Ko Shibasaki billboard Acoustic Night 2016年12月4日 ビルボード東京 1st STAGE
M1「白いカイト」
M2「ただ泣きたくなるの」
M3「素直」
M4「永遠」
M5「3月9日」
M6「野性の同盟」
M7「サヨナラ」
M8「テルーの唄」
M9「永遠のAstraea」
M10「最愛」
M11「夢の外へ」

『名探偵コナン エピソード“ONE”』でザ・ハイロウズやZARD 新映像ながらノスタルジック

2016-12-12 00:16:01 | ZARD
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20161211/Techinsight_20161211_327189.html

『名探偵コナン エピソード“ONE”』でザ・ハイロウズやZARD 新映像ながらノスタルジック
2016年12月11日 11時27分

『名探偵コナン』のテレビ放送20周年を記念して原作者・青山剛昌さんによる全面監修・完全新作『名探偵コナン エピソード“ONE”』が地上波で披露された。高校生探偵・工藤新一が“名探偵コナン”となるまでの詳細な流れや、これまで描かれなかったエピソードも加わり単なるリメイクに終わらぬ見応えのある作品となった。

12月9日の『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)で放送された特別版アニメ『名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵』は、1996年1月8日にテレビ放送されたアニメ版第1話「ジェットコースター殺人事件」で工藤新一が黒ずくめの男に襲われ、組織が開発した薬を飲まされるまでを中心に描いているが、“完全新作”を謳うように画質やストーリー展開に古さは感じられない。

それに対して当時のオープニングテーマ曲だったTHE HIGH-LOWS(ザ・ハイロウズ)の『胸がドキドキ』が流れ、1998年4月13日~11月9日までオープニング曲だったZARDの『運命のルーレット廻して』が劇中に使われたことで懐かしく感じた人も多いのではないだろうか。

まだ高校生だった工藤新一が後にコナンと行動を共にする少年探偵団の小学生3人と初めて出会う瞬間や、劇場版で重要な鍵となる蘭と噴水のシーンなど随所に心憎い演出が見られた。“名探偵コナン”誕生となってからはダイジェスト映像でこれまでを振り返ったが、そこでも怪盗キッドの名前の由来など興味深い内容が続く。
来春4月15日公開の劇場版最新作の特報映像まで目が離せない見事な構成だ。

モーニング娘。’16の石田亜佑美は、漫画で『名探偵コナン』を読んで第1話も知っているという。ちなみに彼女は1997年1月生まれで、テレビアニメの第1話をリアルタイムで見ていない。今回のオンエア中に『モーニング娘。’16 天気組オフィシャルブログ』で「テンション上がります! 笑」「何度も読んでたんですよね それが今映像で見れてるのが嬉しい」という。幅広い世代が楽しめる『名探偵コナン』放送20周年にふさわしい力作だった。

ちなみに『スタンリー@金曜ロードSHOW!(kinro_ntv)ツイッター』では、スタッフが熱いコナンファンらしく番組の内容とともに豆知識がちりばめられている。

出典:https://twitter.com/kinro_ntv
出典:http://ameblo.jp/morningmusume-10ki
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)