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ユニチカ記念館、解体の危機

2020年07月27日 | 紀行(建築・桜)

朝から神戸新聞の一面記事を読んで、ショック・・💦⇒尼崎・ユニチカ記念館、解体検討 1900年完成の洋風建築、近代化遺産

ユニチカは朝ドラ「あさが来た」の、主人公のモデル広岡あさの夫が初代社長。そしてユニチカといえば、ニチボウ貝塚、今でも記憶に焼き付いている1964年東京オリンピック・バレーボール金メダルの東洋の魔女!「いだてん」でも終盤に登場して、ワクワクして観てました✨ 朝ドラが放送された時に見学に行きましたが、赤煉瓦の美しい建物の中に、ニチボウ貝塚のユニホームや写真が飾られていました。

芸能界的にはユニチカ・マスコットガールという人気モデルや女優を沢山輩出し、記念館の一角に展示されていて 懐かしかったわ~。 

展示の一番大きい写真は、いまや大女優の風吹ジュンさん、デビュー当時は妖精のように可愛い・・けど、歌を聴いたことあります?一度聞いたら忘れない、突拍子もない歌声で、すぐに消えそう・・と世間の誰もが思ったはず💦 久世さんのお気に入りだったのか、源氏の末摘花役で、なんで不美人の役?と思った。

まだあどけない少女だった、手塚理美さんのユニチカのCMも記憶に残こっています。こちらはその後は1988年の「リボルバー」のホステス役で、ジュリーはそのヒモ。ユニチカの清潔なCMのイメージが強いもんだから、あの少女が・・と思いました。クルンと巻いた前髪に、肩パットの服のホステス姿が、いかにもバブル時代でした。

1900年に建てられた、赤煉瓦のユニチカ記念館

一企業の歴史を伝える建築としてだけではない、内包する記憶も豊かな美しい赤煉瓦の館。簡単に壊さないで下さい。なんとか存続することは出来ないものか・・ 尼崎城を新しく作ったのなら、明治からの歴史ある建築も守って下さい。どうぞお願いします!



今朝の朝刊でオリビア・デハビランドが104歳の高齢で亡くなったと知りました。「風と共に去りぬ」のメラニー役、名作中の名作と言われた作品も、今は描き方が人種差別的と言われています。主人公の気が強く奔放なスカーレットに対して、映画の中のメラニーは、賢く正しいのだけれど反発も感じました。

お昼には、デザイナーのいつも元気で派手なイメージの山本寛斎さん(76歳)が白血病で亡くなったと知りました。つい最近、ネットでコシノジュンコさんが語る、師弟関係だった思い出話を聞いたばかりです。

夕方、家に帰ってパソコンを開けたら、弘田三枝子さんが亡くなったとのニュース。私の幼少時代にはすでにTVの人気者だった弘田三枝子さんは、パワフルでパンチのある歌声から一転、痩せて綺麗になって「人形の家」を歌って世間を驚かせていました。数年前までMXTVの「5時に夢中」のグストに、何度か出てきていたので、お元気なのだなと思っていました。1947年生れの芸歴60年!! ジュリーとは1歳しか違わなかったんですね。

1日に3人もの一時代を築いた方々の訃報を聞くのは、やはり気が重いものです。

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