今朝、少し大きな庭石の横に低くいじけて生えている楓の葉先が萎れているのに気がついた。この楓はいつから生えていたのだろうか、記憶がない。もしかしたらこの庭石を置いた先住者が風情があるなあと植えたもので僕より古いかもしれない。、細いがねじ曲がって風情があると言えなくもない。ん?と思ってその幹を見るとおがくずが噴き出ている。カミキリムシの幼虫が潜んでいるような気がする。検索すると楓はそういうことがあるようだ。殺虫剤を入れると駆除できるのかもしれないが使いたくない。葉がしおれる程になっているので、このままでは枯れるかもしれない。どうしよう。伐ってみようか。生物学的評論家のような顔をしてテレビに時々出ているIKD君を思い出した。僕より2年下の学年で動物生態の研究室にいた。その後の活躍は兎も角、当時から話の面白い奴だったがカミキリムシのマニアで、その仲間のエピソードを語っていた。昆虫採集のマニアは武勇伝というか変な性癖があるのだが、カミキリムシのそれは特にひどくて、珍品が取れそうなときは橋の欄干も切り取って持ち帰り自分の家で珍品が羽化してくるのをにたにたして待ってるのだとか。ウチの楓のは珍品ではないだろうな。
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