今日はクラシックシネマの会で板橋に行く。年女の姉と会うのは五カ月ぶりくらい。映画は「安城家の舞踏会」1947年、松竹。封切時はキネマ旬報の年間ベストワンだったそうだが、僕はまだ幼児だったから今回初めて観た。華族制度廃止で没落する伯爵家の話。
華族制度、公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の家柄が続くようだが、今もそれがあったらどうなのだろうか(原則として、そういう身分制度は賛成でないのだが)。ただ、それに付随する身分的職業、地位、見栄と金銭、。アンチ側の批判運動、などが社会の中の針・梁のように作用して、功罪は兎も角、あたかも細胞骨格のように社会体制を安定させる側面があったのだろうか。没落しなければ太宰の小説はずっと違うものになっていたか。スープをすするたび、考えたりする。
華族制度、公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の家柄が続くようだが、今もそれがあったらどうなのだろうか(原則として、そういう身分制度は賛成でないのだが)。ただ、それに付随する身分的職業、地位、見栄と金銭、。アンチ側の批判運動、などが社会の中の針・梁のように作用して、功罪は兎も角、あたかも細胞骨格のように社会体制を安定させる側面があったのだろうか。没落しなければ太宰の小説はずっと違うものになっていたか。スープをすするたび、考えたりする。