328 邸宅

　昨夜は遅くにいろいろ文書作成トラブルで日記が書けなかった。
テレビドラマなどでときどきお金持ちの邸宅（特に戦前の華族などの）が登場する。掃除など大変だろうから、特に住みたいとも思わないが天井が高いのはうらやましい。というのは家の中で弓の素引きなど練習しようとしても、天井につかえてできないからだ。和弓は長いから、僕の場合、打起し（弓を弾き前に高く掲げる動作）の時は3.6メートルほどの高さが必要である。もちろん晴れの日は外でやればよいのだが、雨が続くときとか家の中でもやりたい。ところが拙宅では、この場所がない。唯一絞り出したのが、階段の途中を利用しするのである。左足を一段上に置く段差なのできちんと足踏み胴作りなどは出来ないが、打起して引き絞ることはできる。二階の壁に狙う的位置も指定してやっている。いや、非常に熱心と感心される（誰もしないだろうけど）筋合いではなく、筋力低下を遅らせるためにはこのくらいはしなければならない。今、以前より強い梓弓に移行中だし。写真はその階段の途中道場（写真のため少しごまかしている、実際は写真より二段ずつ下に足を置く）。