長生き日記

長生きを強く目指すのでなく良い加減に楽しむ日記

250  有料介護付き老人ホーム

2016-07-16 22:44:51 | 日記
 先日、ある老人ホームを先輩と訪ねた。そこにはウチの親族が入居しているのだが、80歳過ぎの知人が、今すぐ入居する気はないが参考のために見たいとのことだからである。ここは、入居金額の高さからすると、高・中・低の内で、中の高くらいのところか。入居者の平均年齢が88歳、男性率15%くらいだろうか。介護士さん、看護師さん、事務の人など、職員が充実していて、手厚い感じである。元気で散歩に出る人もほぼ寝たきりの人もいる。体操、歌、書道、バスで外出、俳句などの行事も多くて参加可能な人には好評なようだ。廊下には書道の作品が並んでいて見ると僕は恥ずかしくなる上手さである。
 このような老人ホームは各種あるが、実際に自分で入るのを決めるには迷うところだろう(金額は別として、といっても別にできないが)。これまで僕は6種類くらいじっくり見たが、入居後どのくらい動けるか、介護度が進んだ場合の満足度(意識がしっかりしているとして)、などなど悩みそうだが、多くの場合、本人ではなく家族の意向が強く出るのかもしれない。もちろん自宅でずっとという選択肢もあるのだけれど。入り口にはペッパー君が立って案内や愛玩役をしていたが、もうじき本格的な介護ロボットが何体か働くようになるのだろう。

249  あかざ

2016-07-16 00:00:22 | 日記
 今日は結社誌の校正の日。幸い往きも帰りも土砂降りに会わなかった。そこで校正した作品があかざの短歌だった。良寛さんの、行く秋のあはれを誰れに語らましあかざ籠(こ)にみて帰へる夕ぐれ  に関する作品だった。アカザはおととい近所で採って食べたもの。偶然に重なった。