一応こういったものが書きたかったので。
遅ればせながら。
長野マラソンです。
スタート地点に近いという利点を生かし、普通に朝起きて朝ご飯を食べてから午前7時すぎに会場へ向けて徒歩で出発しました。
親父は観客係のボランティアに出発。
奥さんは地区の清掃でコースをきれいにしていてくれました。
みなさん、ありがとう。
会場はすでにたくさんの人でした。
着替えと準備にとサブトラックを目指していたらなんと偶然。
ゴール後に南長野で会おうと電話で約束していた大学の後輩にばったり。
面と向かって話したのは、そう20年振りくらいかな。
ゴール後の再開を期してお互いの健闘を祈りました。
そんなこんなで時間は過ぎてゆき、いよいよスタート。
地元なのでたぶんたくさん知り合いがいたはずですが人が多すぎてわかりません。
1km地点付近でなんとか家族全員はお互い確認できました。
ハーフまでは本当に淡々と過ぎていきました。
ここまではハーフマラソンに出ていたおかげである程度予想出来ていました。
25kmのホワイトリングで再び奥さん達の応援を受けて、いよいよ練習でも走ったことのない未知の領域に突入しました。
ちょっと身震いしました。
実は後で記録を見て知ったのですが、25kmまでの5km毎ラップは見事にプラスマイナス5秒以内でした。
給水したり、人混みに気を取られてキロポストを見逃したりで、もうラップを考えるのはあきらめていたにも関わらずこれだけ一定に走れたのは、ここ5ヶ月の練習の成果です。
30km手前の給水所で水とバナナを食べて走り出したときです。
うっ、重い。
急に足が進まなくなりました。
ついにいろいろと聞いていた30kmの壁が来たみたいです。
松代PAを回り込む当たりで4時間ペースランナーが引っ張る集団に追い抜かれてしまいました。
が、ついていけません。
目印のピンクの上着がどんどん遠ざかります。
その後はとにかく”次の給水所までは絶対に歩かない。”と自分に言い聞かせて粘りました。
その給水するのがまた一苦労。
とにかく走るペースを変えるのに非常な苦痛が伴うのです。
”ぐあっ、ぎっぎいぃ。”
と、うめきながら減速して水、食料を補給しながら歩き、
”うぉおりあうぅ....んがぁ”
とうなりながら走り出します。
苦痛はいやだけど水をスルーするのはもっと怖い。
あとはひたすら少し先の地面をにらんで、早く終わらせて帰りたい一心で一歩一歩足を前に出し続けました。
沿道のみなさんの声援が暖かく聞こえてきません。
ガンバレー!あと少し!(がんばってんだよ。ほっとけ!)
あと4kmです!(言われなくてもわかってんだよ!)
そんな体ばかりか心まで痛んでしまったランナーでも、ついに南長野の人工芝を踏むところまで来ました。
”みなさん笑顔でゴールしましょう!最後の撮影ポイントです!”
(うっせい!こっちはそれどこじゃねぇんだ!)
と最後まで毒づいてゴールしました。
一応Qちゃんとハイタッチしたこと、谷川真理さんと握手したことをご報告します。
ゴール後も体全体が強張って、走る・歩く姿以外に変型できません。
家族と合流した後、倒れ込むように芝生に寝転がりました。
あー終わった。よく止まらずに走って来れたなあ。
自分よりも30分位早くゴールしていた後輩にも会えしばし談笑し、健闘を讃え合いました。
そして昨夜(今は水曜日です)、走ってきました。
春の雨上がりの夜、湿った空気の香りが気持ちよかったです。
また、マラソンに出るかどうかは回答を留保させていただきますが、走る事は続けていくつもりです。
とりあえず長々と報告と備忘録でした。
遅ればせながら。
長野マラソンです。
スタート地点に近いという利点を生かし、普通に朝起きて朝ご飯を食べてから午前7時すぎに会場へ向けて徒歩で出発しました。
親父は観客係のボランティアに出発。
奥さんは地区の清掃でコースをきれいにしていてくれました。
みなさん、ありがとう。
会場はすでにたくさんの人でした。
着替えと準備にとサブトラックを目指していたらなんと偶然。
ゴール後に南長野で会おうと電話で約束していた大学の後輩にばったり。
面と向かって話したのは、そう20年振りくらいかな。
ゴール後の再開を期してお互いの健闘を祈りました。
そんなこんなで時間は過ぎてゆき、いよいよスタート。
地元なのでたぶんたくさん知り合いがいたはずですが人が多すぎてわかりません。
1km地点付近でなんとか家族全員はお互い確認できました。
ハーフまでは本当に淡々と過ぎていきました。
ここまではハーフマラソンに出ていたおかげである程度予想出来ていました。
25kmのホワイトリングで再び奥さん達の応援を受けて、いよいよ練習でも走ったことのない未知の領域に突入しました。
ちょっと身震いしました。
実は後で記録を見て知ったのですが、25kmまでの5km毎ラップは見事にプラスマイナス5秒以内でした。
給水したり、人混みに気を取られてキロポストを見逃したりで、もうラップを考えるのはあきらめていたにも関わらずこれだけ一定に走れたのは、ここ5ヶ月の練習の成果です。
30km手前の給水所で水とバナナを食べて走り出したときです。
うっ、重い。
急に足が進まなくなりました。
ついにいろいろと聞いていた30kmの壁が来たみたいです。
松代PAを回り込む当たりで4時間ペースランナーが引っ張る集団に追い抜かれてしまいました。
が、ついていけません。
目印のピンクの上着がどんどん遠ざかります。
その後はとにかく”次の給水所までは絶対に歩かない。”と自分に言い聞かせて粘りました。
その給水するのがまた一苦労。
とにかく走るペースを変えるのに非常な苦痛が伴うのです。
”ぐあっ、ぎっぎいぃ。”
と、うめきながら減速して水、食料を補給しながら歩き、
”うぉおりあうぅ....んがぁ”
とうなりながら走り出します。
苦痛はいやだけど水をスルーするのはもっと怖い。
あとはひたすら少し先の地面をにらんで、早く終わらせて帰りたい一心で一歩一歩足を前に出し続けました。
沿道のみなさんの声援が暖かく聞こえてきません。
ガンバレー!あと少し!(がんばってんだよ。ほっとけ!)
あと4kmです!(言われなくてもわかってんだよ!)
そんな体ばかりか心まで痛んでしまったランナーでも、ついに南長野の人工芝を踏むところまで来ました。
”みなさん笑顔でゴールしましょう!最後の撮影ポイントです!”
(うっせい!こっちはそれどこじゃねぇんだ!)
と最後まで毒づいてゴールしました。
一応Qちゃんとハイタッチしたこと、谷川真理さんと握手したことをご報告します。
ゴール後も体全体が強張って、走る・歩く姿以外に変型できません。
家族と合流した後、倒れ込むように芝生に寝転がりました。
あー終わった。よく止まらずに走って来れたなあ。
自分よりも30分位早くゴールしていた後輩にも会えしばし談笑し、健闘を讃え合いました。
そして昨夜(今は水曜日です)、走ってきました。
春の雨上がりの夜、湿った空気の香りが気持ちよかったです。
また、マラソンに出るかどうかは回答を留保させていただきますが、走る事は続けていくつもりです。
とりあえず長々と報告と備忘録でした。