坂野直子の美術批評ダイアリー

美術ジャーナリスト坂野直子(ばんのなおこ)が展覧会、個展を実際に見て批評していきます。

東北地方太平洋沖地震の被災地の方々に心よりお見舞い申し上げます

2011年03月15日 | 展覧会
3月11日午後2時45分頃、私は「ヨコハマトリエンナーレ2011」記者会見の東京会場である有楽町、電気ビルの20階で会見の開始を待っていたとき、今までに感じたことのないほどの横揺れが襲ってきました。それが2度、3度にわたり、机の下にもぐって報道関係者たちは事態の大変さを身をもって体験しました。M5強ということでしたが、現地の被災地ではどんなに怖かったか、身が震える思いです。
掲載写真は、一旦おさまり、会見中止が決まってしばらく待機中に、本展出品作家の一人であり、この日登壇よていであった、横尾忠則さんが、「タクシーにこっちに向かっている途中、六本木の森ビル近くになって、赤い雲が発生しているのを見て、あれは地震雲じゃないかと思った」と話されている様子です。

東京電力の計画停電により交通機関はマヒし、予定されていた国立新美術館の「アーティスト・ファイル展」内覧会他、近日開催される予定だった各美術関係のイベントは中止の連絡が入りました。

被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
しばらくブログもお休みしますが、また通常に戻れる日が一日でも早くくるように祈るばかりです。

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