展示空間から飛び出すような巨大な物体が眼前に唐突に出現します。ギャラリー現(銀座1丁目)で開催された(7月2日まで)個展でのタイトル通り、その大きさを逆手に取った逆転の発想で意表をつきます。
高さ2.32㍍、横幅3.09㍍。写真では、収めきれないほどですが、ピカピカに磨かれたポップなカラーが、その物体の定義を曖昧にさせます。祐成さん(1960年~)は、これまで、〈建築と彫刻のはざまにある構造体〉をさまざまな手法で設置してきました。
2008年の国立新美術館のArtist File展では、エントランスの上空にオレンジ色のナイロン製の雲のような物体を空中に吊して観客を驚かせました。
この作品の脚の部分は中ほどがわずかに膨らんでいて、ギリシャ建築の様式を思わせます。設置は二人がかりで微妙なバランスを保っています。
高さ2.32㍍、横幅3.09㍍。写真では、収めきれないほどですが、ピカピカに磨かれたポップなカラーが、その物体の定義を曖昧にさせます。祐成さん(1960年~)は、これまで、〈建築と彫刻のはざまにある構造体〉をさまざまな手法で設置してきました。
2008年の国立新美術館のArtist File展では、エントランスの上空にオレンジ色のナイロン製の雲のような物体を空中に吊して観客を驚かせました。
この作品の脚の部分は中ほどがわずかに膨らんでいて、ギリシャ建築の様式を思わせます。設置は二人がかりで微妙なバランスを保っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます