坂野直子の美術批評ダイアリー

美術ジャーナリスト坂野直子(ばんのなおこ)が展覧会、個展を実際に見て批評していきます。

会津八一のうたにのせて、奈良の仏像展

2010年05月07日 | 展覧会
平城遷都1300年記念で、テレビで遷都くん見かけますよね。「奈良の古寺と仏像」-会津八一のうたにのせてと副題された展覧会が、この夏三井記念美術館(東京・日本橋)で開かれます。会津八一はよく知られた歌人であり、書家として多くの著作集を残した方で、よくご存じの方も多いでしょう。〈かすがのに おしてるつきの ほがらかに あきのゆふべとなり にけるかも〉などのうたに誘われて、大和路の心の旅に出かける、飛鳥から室町時代の仏像45点他の仏教美術の奥深さに東京都心で触れることができます。うたに興味のある方は、早稲田大学会津八一記念博物館に出かけられても。展覧会の会期は、7月7日~9月20日。

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