マリリン・モンローやモナリザに扮し撮影するセルフポートレイト作品で知られる森村泰昌氏が、東京都写真美術館で5月9日まで「なにものかへのレクイエムー戦場の頂上の芸術」を開催している。晩年のパブロ・ピカソやレーニンの革命的な演説のシーンなど、具体的に組み立てられる経緯が、NHKの「日曜美術館」で紹介され、森村氏の人物像に迫る秀逸な内容だった。20世紀に登場した革命的人物や事象を自ら扮することで検証しようとする視点は一貫しているが、高踏的ものではなくどこかユーモラスな点も引き込む要素だ。森村氏は関西人である。「もう展覧会を見てしもうたような、それはあかん」
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