油彩と水彩により面相筆を使った細やかな人物像を、伝統的な屏風仕立てで描く山口晃さん(1969年~)は、現代絵画の一断面を切り開いています。本展は、宇治の世界遺産・平等院の養林庵院に襖絵を奉納するのに合わせて代表作が並びます。「邸内見立 洛中洛外圖」では、京都の名所絵なのですが、京都の名所をひとつの邸内に見立て、そこで生活する人々とともに描いた作品。俯瞰図で雲の合間から江戸以前の光景から現代までをミックスさせ面白おかしく描かれています。
本能寺では、〈本の牛〉というように、子どもが絵本を見ている様子が描かれ、名所の名前にかけたしゃれが随所に織り込まれています。
緻密な細部表現と抜け感がなんともいえない味わいになっています。
◆平等院養林庵書院 襖絵奉納記念 山口晃展~山口晃と申します 老若男女ご覧あれ~」/11月2日~12月2日
美術館「えき」KYOTO (ジェイアール京都伊勢丹)
☆来年はイタリア・ルネサンスの巨匠の展覧会が相次ぎます。
先日、ラファエロ展をお伝えしましたが、春から初夏にかけてダヴィンチ展も開催予定です。
ミラノ アンブロシアーナ図書館・美術館所蔵 レオナルド・ダ・ヴィンチ展
・13年4月23日~6月30日 ・東京都美術館
本能寺では、〈本の牛〉というように、子どもが絵本を見ている様子が描かれ、名所の名前にかけたしゃれが随所に織り込まれています。
緻密な細部表現と抜け感がなんともいえない味わいになっています。
◆平等院養林庵書院 襖絵奉納記念 山口晃展~山口晃と申します 老若男女ご覧あれ~」/11月2日~12月2日
美術館「えき」KYOTO (ジェイアール京都伊勢丹)
☆来年はイタリア・ルネサンスの巨匠の展覧会が相次ぎます。
先日、ラファエロ展をお伝えしましたが、春から初夏にかけてダヴィンチ展も開催予定です。
ミラノ アンブロシアーナ図書館・美術館所蔵 レオナルド・ダ・ヴィンチ展
・13年4月23日~6月30日 ・東京都美術館
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