坂野直子の美術批評ダイアリー

美術ジャーナリスト坂野直子(ばんのなおこ)が展覧会、個展を実際に見て批評していきます。

ルーヴル美術館展

2013年04月16日 | 展覧会
〈見たことのないルーヴル、見せます〉というキャッチフレーズの本展は、当館の全8美術部門が総力をあげて、「地中海」をテーマに企画し、西洋と東洋を結ぶ地中海世界の四千年に及ぶ歴史的、空間的な広がりを、ルーヴルが誇る200点を超える収蔵品で展覧するものです。
注目すべきは、清楚な容貌と自然なたたずまいが美しい古代彫刻の傑作「ギャビーのディアナ」。また、ロココ美術の華麗な作品やフランスの画家シャセリオーによるオリエンタリズムあふれる絵画など、多くの貴重な文化財が特別出品され、地中海の魅力に迫ります。

◆ルーヴル美術館展ー地中海 四千年のものがたりー/7月20日~9月23日
 東京都美術館