漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

大阪ミナミの博打場へ撲り込み?

2019年03月11日 | 事件
大阪の繁華街、ミナミで発砲事件、
「2人撃たれ重体」とNHKのニュース。

サンケイの記事によれば、

現場はインターネットカジノ店とみられ、
この種の店は、暴力団の資金源となっていることが多い、そうな。

久しぶりですね、こんな事件。

古来、
ヤクザの世界には二系統あって、

一つは「博徒(ばくと)系」、もうひとつは「テキヤ系」。

その道には素人である私の理解で云うと、
「緋牡丹博徒」の お竜さんの活躍するのが博徒系ヤクザの世界。

フーテンの寅さんの住む世界がテキヤ。

両方の映画を見ても分かる通り、
切った張ったのトラブルは博徒の世界の方が多い、のかな。

ところが、このごろは、
こう云った伝統的なヤクザの世界は衰退気味で、

金貸し、取り立てなどの金融や、
麻薬など薬物売買の方が金になるらしく、

こちらの方が主流になっている、のだとか。

従って、
こんな、博打場へ撲り込むような事件は珍しい。

もっとも、そうは云っても、
現場が「インターネットカジノ店」と云うのだから、

それなりに、博徒の世界も進化してる、のかな。

もっとも、
その「インターネットカジノ店」なるものが、

どう云うバクチをする処か、私は知らないんですけどね。(笑)

ナンにしても、

いつぞや読んだ
山口組顧問弁護士さんの著作によると、

日本の裁判は「人命に平等」で、
誰を殺っても、懲役の重さはは変わらない。

だから、どうせ殺るなら、
プロは「チンピラより親分クラスを狙う」モノなんだそうです。

この事件、
まだ何とも言えないが、

撃たれたのが、
「客と従業員」と云うことですから、

犯人は“プロのヤクザ”ではないのかもしれない。






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