漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

親指の爪から入り込む霊

2019年08月31日 | せけんばなし
一時期、
街中でよく見かけた、

屋根付きの豪華な霊柩車、

このごろは、
「サッパリ見かけない」と思っていたら、

今は飾りのない
地味めな霊柩車が主流で、

あの豪華霊柩車の大部分は
モンゴルなどへ輸出され、アチラで「人気」なんだそうな。

なんでも、
モンゴルの仏教はチベット系で、

豪華に飾り立てた霊柩車は、
“死者をおくるにふさわしいクルマ”なのだそうです。

そんな記事を見ていて、
そう言えば昔、

街中で霊柩車を見たら、
急いで「親指を隠せ」と言われたことを思い出しました。

そう言うオトナにワケを聞いても、
誰もまともに答えてくれる人はなかったけど。 (笑)

そんなこんなを思い出し、
いま、ネットで検索したら、

仏教の方から来た話として、

死者の霊が、
親指の爪のすき間から入り込むのを防ぐため、

という説があるのだそうです。

そう言えば以前、
我が同居人ドノが坊さんから聞いた話として、

死後しばらくは、
亡き人の霊がまだ現世に未練を残し、

浄土へ行きかね、
この世を ただよっているが、

百か日の法要をして、戒名を定めると、

安心して極楽へ行く、とか言ってたような記憶がある。

いま確かめたら、
彼女自身も記憶があいまいで、

「そうかもしれない」と云うことです。 (笑)




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