漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

入れたり出したり

2010年12月03日 | Weblog
タレントのタモリが
「恋愛はヘンタイへの第一歩である」と言ったと、どこかで聞いて、大いに感心したことがある。

初恋だろうが、片思いだろうが、
男が女に恋慕の情を抱く時、
そこには必ず、オスとしての本能が幾許(いくばく)かの後押しをしている。

性欲のない神の如き存在から見れば、
人間の生殖行為は、
「変態」以外の何物でもないだろうから、
恋愛の行き着くべきゴールをヘンタイだと言っておかしくない。

こんなことを思ったのはこのニュースを読んだから。
 
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陸上界で著名なトレーナーとして知られる
接骨院の経営者(46)が、
施術中に女性にわいせつな行為をしたとして、
千葉県警に準強制わいせつ容疑で逮捕されていた。

このトレーナーは自身の経営する接骨院へ
施術のために訪れた20歳代の女性の下半身を、服の上から触るなどした疑いが持たれている。

本人も容疑を認めているという。
   
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本人が認めているのだから、
余程のことがあったのだろうし、他人がとやかく云う事はないが、

それにしても、普通なら
「服の上から」マッサージを受けて
その行為がワイセツ目的か、治療目的かを判断するのはむつかしかろう。

ついでにちょっと、こんな古い小噺を思い出した。
 
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ある医者、
さる大家から往診を頼まれ、
主人と歳の釣り合わぬ若い後妻を診察、

医者、主人に向いて、
「患者は下の病にござれば、
 今より薬を塗るが、
 手ではいかず、それがしのものに付けて塗らねば効き目がない。

 これは療治のためでござるから思い違いのござらぬよう」と断ってから、

己のものに塗って、入れたり出したりしながらことを終えた。

主人、そのようすを見ながら感心して、
「なるほど、最初に聞いておかねばヘンに気を回す処でござった]


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