漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

今もお家騒動中

2017年02月16日 | 事件
むかし、007の映画が流行っていたころ、
その映画見ながらいつも思ってたんですよね、

世界征服を狙う悪の組織、
「スペクター」のボスは、失敗した部下を冷酷無残に殺すが、

こんなにつぎつぎ殺していたら、
そのうちに子分がいなくなるんじゃないか、とね。(笑)

きのう見てたテレビに、
「金正男とみられる人物が殺害」、とテロップが出た時、

そんなことを思い出しましてね。

今日の朝日新聞のニュースに、
金正男氏は何年か前にも中国国内で殺されそうになったことがあったが、

その時は中国側の護衛が防いだ、と中国の情報筋が語っていると出てます。

さすが朝日、
中国の内部情報には特別なルートがあるようです。

別のある新聞報道によると、

中国は現在の北朝鮮のボス、金正恩に、
テロやクーデターで万一のことがあった際、

代わって統治する切り札として、
金正男氏を保護、温存していた、と云う記事があって、

これには、
「なるほどそうかもしれない」と思いました。

中国国内では護衛のついていた金正男氏も、
マレーシアでは自由に動けたようで、

自由だった分、
暗殺者も狙いやすかったんでしょうね。

後継資格のある若様の暗殺や、
「お家騒動」は、歌舞伎の世界だけの話かと思ってましたが、

半島の北の国では、いまだ現在進行形のようです。






コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。