恥ずかしながら、
「なにを今さら」と言われそうな疑問がわたしには二つほどある。
ひとつは、福島原発の壊れた原因。
果たして「地震の“揺れ”によって壊れたのか」、
はたまた、地震の揺れには耐えたが、
そのあとの「“津波”の海水をかぶったことによって壊れたのか」という疑問。
もし、“揺れ”が原因なら、
日本各地の原発は、早急に「揺れへの対策」を講じねばならないし、
もし、津波が原因なら、「津波対策」を講じる必要があろう。
いまひとつは、
「原発は稼動しているから危険なのか」
「停止していても、揺れや津波が来れば危険なのか」という点。
もし、原発の危険性が“稼動”や“停止”にかかわらないのなら、
動いていようと停まっていようと危険度にかかわらないのだから、
いま、揉めている「原発の再稼動問題は、的外れな議論」と云うことになる。
ふつう、これだけ「再稼動」で揉めているのだから、
私なんぞは、
原発は「停まっていれば危険がなく」、
「動かすと危ない」からこそ騒いでいるのだと思っていた。
処が、専門家の中に、
原発の地震への耐久性について稼動や停止は関係ないと云う人が居るんですよねぇ。
テレビを見ている素人としては「分けが分からん」ようになってしまう。
もちろん、日本のエライ人たちは、
こんなことはトックに御存知の上で騒いでいるんでしょうけど・・・。