
『2つのスピーカーを同時に鳴らすのは悪いこと? vol.2』の続きです。
2つのスピーカーを同時に再生することによって
なんらかのメリットが発生するのかを検証してみたいと思います。
ドイツ・クアドラル社のGALANと
イギリス・モニターオーディオ社のブロンズ1を並列に接続しました。
2台のスピーカーを接続する場合には正相と逆相があります。
一般的には正相で接続すると音圧はA+Bというようになります。
逆相で接続するとA+(-B)=A-Bとなり
音が打ち消しあってしまいます。
まずは正相で接続して試聴しました。
この2種のスピーカーはほぼ同じ能率です。
音質ですが、
低域は両方を足したように2倍になった感じです。
低域はとても豊かになりました。
反面、高域の音圧はあまり変わりません。
低域ばかりが目立った音になりました。
また、音色は低域に関しては2種のスピーカーの中間のような音色になりました。
メーカー製のスピーカーシステムでも
あえて2種のことなるユニットを使用しているシステムもありますが、
これはユニットの癖をなくすために行っているのかもしれません。
また、低域に関しては単純に増えて聴こえますので
低域が寂しい小型システムには有効かもしれません。
また、音場は意外とくずれませんでした。
特にセンター付近はあまり変化を感じません。
悪い点として大音量にしたときにユニットがバラバラに鳴っているように聴こえ
さらに音量を上げると、パワーアンプの保護回路が働いて止まってしまいました。
クアドラル社のGALANは4オーム、モニターオーディオ社のブロンズ1は8オームですので
並列に接続した場合のインピーダンスは
1/(1/8+1/4)=2.67オームとなりパワーアンプにとっては過酷な負荷です。
パワーアンプによっては故障の原因になるかもしれませんので
必ずパワーアンプの対応インピーダンスを確認してから実験してください。
次に逆相で接続しまし・・・次回に続きます。
2つのスピーカーを同時に再生することによって
なんらかのメリットが発生するのかを検証してみたいと思います。
ドイツ・クアドラル社のGALANと
イギリス・モニターオーディオ社のブロンズ1を並列に接続しました。
2台のスピーカーを接続する場合には正相と逆相があります。
一般的には正相で接続すると音圧はA+Bというようになります。
逆相で接続するとA+(-B)=A-Bとなり
音が打ち消しあってしまいます。
まずは正相で接続して試聴しました。
この2種のスピーカーはほぼ同じ能率です。
音質ですが、
低域は両方を足したように2倍になった感じです。
低域はとても豊かになりました。
反面、高域の音圧はあまり変わりません。
低域ばかりが目立った音になりました。
また、音色は低域に関しては2種のスピーカーの中間のような音色になりました。
メーカー製のスピーカーシステムでも
あえて2種のことなるユニットを使用しているシステムもありますが、
これはユニットの癖をなくすために行っているのかもしれません。
また、低域に関しては単純に増えて聴こえますので
低域が寂しい小型システムには有効かもしれません。
また、音場は意外とくずれませんでした。
特にセンター付近はあまり変化を感じません。
悪い点として大音量にしたときにユニットがバラバラに鳴っているように聴こえ
さらに音量を上げると、パワーアンプの保護回路が働いて止まってしまいました。
クアドラル社のGALANは4オーム、モニターオーディオ社のブロンズ1は8オームですので
並列に接続した場合のインピーダンスは
1/(1/8+1/4)=2.67オームとなりパワーアンプにとっては過酷な負荷です。
パワーアンプによっては故障の原因になるかもしれませんので
必ずパワーアンプの対応インピーダンスを確認してから実験してください。
次に逆相で接続しまし・・・次回に続きます。