『売物ではありませんが・・・ vol.3』の続きです。
コンセントの極性の問題を考えてみます。
『電源の極性を揃えると音が良くなる』と言われますが
これは正しいのでしょうか?
オーディオ機器に内蔵された電源トランスによって
電源からケースに漏れだす
電圧が少ない方を便宜的に正相と言います。
電圧の多いほうが逆相です。
ケースに漏れだす電位は機器によって異なります。
例えばプリアンプとパワーアンプを接続する場合、
プリアンプに3v、パワーアンプに5vの電位が発生したとします。
プリアンプとパワーアンプは信号ケーブルによって接続されていますので
音楽信号に重畳して
パワーアンプからプリアンプへ漏れ電流が流れることになります。
音楽信号にどれだけ重畳するかによって音質の劣化が進行していくと考えることができます。
ここでコンセントの極性が登場します。
少々面倒な説明となりますが・・・
プリアンプAの漏れ電位が、正相 4V、逆相10V
パワーアンプAの漏れ電位が、正相 6V、逆相 20Vだと仮定します。
プリアンプAとパワーアンプAのコンセントの差し込む向きは4通りです。
プリアンプA正相とパワーアンプA正相の組み合わせでは電位の差は2Vです。
プリアンプA正相とパワーアンプA逆相の組み合わせでは電位の差は16Vです。
プリアンプA逆相とパワーアンプA正相の組み合わせでは電位の差は4Vです。
プリアンプA逆相とパワーアンプA逆相の組み合わせでは電位の差は10Vです。
この結果からプリアンプAとパワーアンプAは共に正相で接続するのが良い事になります。
ところが!!
プリアンプBの漏れ電位が、正相 4V、逆相8V
パワーアンプBの漏れ電位が、正相 7V、逆相 15Vだと仮定します。
プリアンプB正相とパワーアンプB正相の組み合わせでは電位の差は3Vです。
プリアンプB正相とパワーアンプB逆相の組み合わせでは電位の差は11Vです。
プリアンプB逆相とパワーアンプB正相の組み合わせでは電位の差は1Vです。
プリアンプB逆相とパワーアンプB逆相の組み合わせでは電位の差は7Vです。
なんと!!プリアンプBは逆相に接続した方が良い事になります!!
つまり『電源の極性を揃えても音が良くなるか悪くなるかわからない』です。
次回に続きます。
*アウトレットが充実しています。チェックしてみてください。
お知らせ その1です。
4月9日(日)にお花見オーディオ教室を開催します。
今回のイベントは大垣市上石津町緑の村公園内の古民家で行われます。
お知らせその2です。
日本未輸入のドイツ・クアドラル社のスピーカー ロジウム400を
限定5セットでテスト輸入します。
締め切りは4月10日です。
詳細はこちらです。
お知らせその3です。
64シリーズ発売記念、乗り換えキャンペーンを行っています。
60シリーズ、60taシリーズ、62シリーズ、限定モデル62sシリーズ
欧州向けモデル62esシリーズをご使用中のお客様で
64シリーズに変更をご希望の方は\29800(税別)で交換させていただきます。
この乗り換えキャンペーンは改造ではなく新品の64シリーズへの交換となります。
下記のQ&Aもご参照ください。
4月10日までです。
お申込は eigyou@musika.jp まで
お知らせその4です。
Raicho3発売記念、乗り換えキャンペーンを行っています。
雷鳥シリーズ(雷鳥、雷鳥2、雷鳥L)をご使用中のお客様で
雷鳥3にグレードアップをご希望の方は4万円で交換させていただきます。
この乗り換えキャンペーンは新品の雷鳥3への交換となります。
お申込は eigyou@musika.jp まで
コンセントの極性の問題を考えてみます。
『電源の極性を揃えると音が良くなる』と言われますが
これは正しいのでしょうか?
オーディオ機器に内蔵された電源トランスによって
電源からケースに漏れだす
電圧が少ない方を便宜的に正相と言います。
電圧の多いほうが逆相です。
ケースに漏れだす電位は機器によって異なります。
例えばプリアンプとパワーアンプを接続する場合、
プリアンプに3v、パワーアンプに5vの電位が発生したとします。
プリアンプとパワーアンプは信号ケーブルによって接続されていますので
音楽信号に重畳して
パワーアンプからプリアンプへ漏れ電流が流れることになります。
音楽信号にどれだけ重畳するかによって音質の劣化が進行していくと考えることができます。
ここでコンセントの極性が登場します。
少々面倒な説明となりますが・・・
プリアンプAの漏れ電位が、正相 4V、逆相10V
パワーアンプAの漏れ電位が、正相 6V、逆相 20Vだと仮定します。
プリアンプAとパワーアンプAのコンセントの差し込む向きは4通りです。
プリアンプA正相とパワーアンプA正相の組み合わせでは電位の差は2Vです。
プリアンプA正相とパワーアンプA逆相の組み合わせでは電位の差は16Vです。
プリアンプA逆相とパワーアンプA正相の組み合わせでは電位の差は4Vです。
プリアンプA逆相とパワーアンプA逆相の組み合わせでは電位の差は10Vです。
この結果からプリアンプAとパワーアンプAは共に正相で接続するのが良い事になります。
ところが!!
プリアンプBの漏れ電位が、正相 4V、逆相8V
パワーアンプBの漏れ電位が、正相 7V、逆相 15Vだと仮定します。
プリアンプB正相とパワーアンプB正相の組み合わせでは電位の差は3Vです。
プリアンプB正相とパワーアンプB逆相の組み合わせでは電位の差は11Vです。
プリアンプB逆相とパワーアンプB正相の組み合わせでは電位の差は1Vです。
プリアンプB逆相とパワーアンプB逆相の組み合わせでは電位の差は7Vです。
なんと!!プリアンプBは逆相に接続した方が良い事になります!!
つまり『電源の極性を揃えても音が良くなるか悪くなるかわからない』です。
次回に続きます。
*アウトレットが充実しています。チェックしてみてください。
お知らせ その1です。
4月9日(日)にお花見オーディオ教室を開催します。
今回のイベントは大垣市上石津町緑の村公園内の古民家で行われます。
お知らせその2です。
日本未輸入のドイツ・クアドラル社のスピーカー ロジウム400を
限定5セットでテスト輸入します。
締め切りは4月10日です。
詳細はこちらです。
お知らせその3です。
64シリーズ発売記念、乗り換えキャンペーンを行っています。
60シリーズ、60taシリーズ、62シリーズ、限定モデル62sシリーズ
欧州向けモデル62esシリーズをご使用中のお客様で
64シリーズに変更をご希望の方は\29800(税別)で交換させていただきます。
この乗り換えキャンペーンは改造ではなく新品の64シリーズへの交換となります。
下記のQ&Aもご参照ください。
4月10日までです。
お申込は eigyou@musika.jp まで
お知らせその4です。
Raicho3発売記念、乗り換えキャンペーンを行っています。
雷鳥シリーズ(雷鳥、雷鳥2、雷鳥L)をご使用中のお客様で
雷鳥3にグレードアップをご希望の方は4万円で交換させていただきます。
この乗り換えキャンペーンは新品の雷鳥3への交換となります。
お申込は eigyou@musika.jp まで