今朝、朝ごはんを食べながら、
たまたま再放送を見ました。
「東京」 エマージェンシーコール 〜緊急通報司令室〜
119を受け取る司令室の電話の会話のドキュメンタリーです。
これは、NHKしか作れない。
25歳の息子さんが倒れて、
お母さんがどうしたらいいかわからず、
泣きながら、ずっと、
ごめんなさい、ごめんなさいを繰り返して言うんです。
聞いていて、私はもう、涙、涙。
私なら、どうするか、
救急車は、子育てや同時介護や自分のことで、30回以上は乗っています。
つい最近も在宅介護中の90歳
母のことで普通の救急車とコロナ専用救急車を呼びました。
電話のお母さんよりたぶん私は冷静で、
心臓マッサージをさっさとしていると思うんですが、
お母さんの声を聞いたら
もう泣きながら
「お願い、助かって!」としか思えませんでした。
こうしたらいい、ああすればいいなんて考えもしなかった。
お母さんの叫びが悲しくて、悲しくて。
日頃、緊急時、どうすればいいかわかっていたとしても、
いざ、家族が目の前で倒れていたら、パニックになるのです。
でも、そのままじゃいけない。
だから、私は、死は隣にいつもあると考えるようにしています。
死の話を嫌がって避けていると、
大パニックになる可能性があって、
1分1秒で命が助かるなら、
死の襲いくるシュミレーションをしています。
死と闘うんです。
そのために、一刻も動くんです。
番組で実際の通報を公開された方々は助かった方々でしょう。
究極のドキュメンタリーです。
NHKプラスで見れます。
次は埼玉だそうです。
一度、見てください。
緊急時に役立ちます。