まだ見たことはないんですが、
仕事場にも救急箱のセットくらいはあると思うんです。
でも、高齢になってくると
ちょっとしたケガでも、
すぐに消毒して、薬を塗り、絆創膏を貼る、
これだけで感染が防げたりするんですよね。
ですので、私は仕事場に自分の救急セットを持ち込んでいます。
お茶や補水液を入れた小さな保冷バッグに救急セットも入れています。
というか、普段から出かける時には
傷用の消毒液と塗り薬、絆創膏は必ず持っているんです。
水がない場合でも、消毒液をダーってかけて洗い流せる量、
市販の家庭用消毒液1本は持っていて、
とりあえずの応急処置はできるものを持っています。
今、心配なレンサ球菌も初期の処置が適切であれば、感染しないわけですから、
アッ!痛い!と思ったら
消毒液をぶっかけて、傷の観察をする。
これから暑く慣れば、薄着になり、
裸足にサンダル履きですから、
足に傷もできやすくなります。
高齢者は傷をしても、わからなくなっている場合もあるので、
足の観察はしてやらないといけないんです。
レンサ球菌は足からの感染が多く、
水虫があると感染しやすいと言われているので、
(つまり、足の手入れに関心がなく、水虫をほったらかしている→傷ができても無関心→感染しやすい)
私は、足は朝晩、必ずチェックしています。
昨年、亡くなった母の足を毎日のように洗ってあげましたが、
最晩年、足の壊死になり、入院した病院の循環器の医者に診てもらいました。
医者が私に電話してきて
「僕は長年、足の壊死を診てきたけど、
あんな状態になっても崩れずにきれいな足を初めて見ました。」と言われました。
そりゃそうです。
ほとんど毎日、私は母の足を観察して洗ってましたから。
「ご家族で、どのような介護をされていたのかよくわかります。
丁寧な介護をされているんですね。」とも言われました。
母には美しい状態で亡くなってほしかったので、
私の介護は無駄ではなかったわけです。
それに、今、私が自分の身体のチェックをするのは、
母からの教えなんです。
体重があるないとか、
足の長短、身体の良し悪しではなく、
自分の身体は自分しかわからないし、守れないですから、
今現在の自分の身体をベストに保つことを毎日考えています。