
20日(日)は幾らか涼しさもある好天でした。長袖シャツや半袖シャツにベストの人もかなりいました。午後遅くはさらに涼しい感じでした。
豊中市本町の自動車道沿いを歩いていました。何時も見かけたお店に貼り紙が出ていました。すごいと言うほどでないけど(私には定かにわかりませんが)まずまずの字でここを最近閉店をした通知の貼り紙でした。日付では昨日でした。確か、ここはかなり古手の文房具屋だったはずです。その字がまずまずの出来栄えなので、昔聞いた「江戸の川柳」を連想し思い出したのがあります。すなわち「売り家と 唐様(からよう)に書く 三代目」です。創業者は苦労に苦労して、その結果、店を成功させることができる。二代目は先代の苦労を知っているので、これを維持発展させる。三代目になるとその成功の土台の上にもう苦労知らずで真剣ではなく、字を会得する余裕ができ、趣味や道楽に走る、従って仕事はうまく行かず家を売ったり店を倒産させる可能性がある、という人生訓のような川柳です。この貼り紙の店は本当のことは知りませんが、貼り紙を見るかぎり、江戸川柳を連想させる字でした。それなりにうまい字でした。日本経済も戦後の苦労した時代の初代目、それを発展させた経済発展期の二代目、それに比較し、ここ何年かは三代目のレベルの低さを痛感し残念に思っています。江戸川柳は共感を感ずるいいことを言いますね。
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