ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

67巻-658話 ビスケットルーム 

2017年04月28日 | パンクハザード編





ナミ、チョッパー、フランキー、そして生首を持ったサンジが、追手から逃げる為に飛び込んだ部屋『ビスケットルーム』には、大小さまざまなサイズの子供達が寄せ集められていた。




子供達は突然の侵入者に驚いたが、フランキーロボや、チョッパーたぬきに興味しんしんで尋ねてきた。
「誰なの?凍った人たち?逃げてきたの?」質問の意図がわかりかねている時に、侍の生首が子供達にしゃべりかけたから、子供達は驚き恐がって逃げ惑った。
「おい、おぬしら!「モモの助」という子を知らぬか?男子でござる!!」


その中の一人、大きな子供が、子供達のヒーローであるロボ(フランキー)に話しかけた。
「ねぇロボットさん!島の外から来たの?助けて!!!」その声をきっかけに、子供達が涙ながらに口々に助けを求めた。
「おうちに帰りたいよ!!」「もう病気治ったよ、みんな元気だよ!!!」「この島何もないんでしょ?だから助けも来ない!!お父さんとお母さんに会いたいよ!!助けて!!」




子供達の声に、ナミは立ち止まった。
敵はすぐそこに迫っている。子供達は病気で集められているだけなのかもしれない。これだけの大きさと人数の子供達を連れて逃げ切れるとも思えない・・・。
だけど・・!!ナミは決断する。
「助けよう!!!子供達!!子供に泣いて助けてって言われたら!!!もう背中向けられないじゃないっ!!!」







ナミのその声に男達も立ち止まった。ナミと子供達の退路を作ると、チョッパーをその守り役として付けて先を急がせた。サンジとフランキーは続々と集まる追手の前に立ち塞がって、逃げる子供達とナミらを守る為に戦った。
サンジが防ガス防護服を来た追手からそのマスクをはがすと、中には羊と人間を融合したような半動物人間が入っていた。(659)


逃げるナミとチョッパーと子供達は、冷凍庫のような寒い部屋に飛び込んで驚いた。
その部屋には、床や壁一面にびっしりと、無数の囚人服を着た巨大な人間が氷漬けにされているのだ。子供達はこの施設に連れてこられた時もこれを目にして、トラウマのように恐怖を感じたと言って怯えた。






その頃、監禁部屋の破壊状況を”Mマスター”と呼ばれる得体の知れない流動物が確認していた。
いかなる打撃も吸収する特殊壁を破壊した、レーザーらしき跡。だがレーザーを作る技術を持つのはペガパンクぐらいである。このレーザー跡は、いまいましいペガパンクの「パシフィスタ」のようだと、その赤い物体は悪態をついた。




”Mマスター”は、サンジ達を追おうとしたが、港にG-5の海軍の軍艦が来ているとの報告を受けて、侵入者を追うのをやめた。
「何としても追い払え!ここに人はいちゃならないんだ。大量の毒ガスを散布しろ!軍の者を殺すと足がついて厄介だ・・・!!」

パンクハザード島付近の海域まで来ていた海軍G-5の軍艦は、人の侵入を拒むかのように充満する毒ガスと、島を覆う巨大な氷塊に行く手を阻まれていた。だが、スモーカー中将は毒ガスや氷塊に人為的な作為を見抜き、氷塊とガスを掻き分けて、島へと上陸した。

ここパンクハザード島は、世界政府きっての科学者「ベガパンク」の率いる科学施設のあった場所だが、4年前の実験失敗による大爆発で生物のすめない毒ガスが充満する危険な土地へと変貌していた。
だが、2年前にはその毒ガスは薄れており、だからこそ、赤犬と青キジはこの地を決闘の場に選んだのだ。天候をも変える程の壮絶な大ケンカの末、この島は「マグマ」と「氷雪」に2分されてしまったのだ。



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2 コメント

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漫画パウチさんの投稿好き! (ナミちゃん大好き)
2020-10-08 20:30:21
つづき見たいです!!!!!
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Unknown (海賊王イノウエ)
2018-12-09 22:44:58
どうしたヨイ?
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