ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

571話 処刑台 (マリンフォード-23)

2017年02月01日 | 頂上戦争編




だが、ルフィの前に立ちはだかったのは、ルフィの祖父、海軍の英雄ガープだった。
「お前が生まれる遥か昔から、わしは海賊達と戦ってきた!!!ここを通りたくばわしを殺してでも通れ!!!”麦わらのルフィ”!!!それがお前達の選んだ道じゃァ!!!」



自分達の選んだ海賊の道・・・。じいちゃんはずっと「強い海兵になれ」と自分達を鍛えていたのに、それを裏切って進んだ道。
ルフィが「いやだァ!!!できねェよじいちゃん!!!どいてくれェ!!!」と言っても海軍中将ガープはどかない。
「できねばエースは死ぬだけだ!!!いやな事などいくらでも起きる!!わしゃあ容赦せんぞ!!ルフィお前を敵とみなす!!!」

ルフィは覚悟を決めてギアを入れてガーブに手をあげた。



ルフィとの戦いを前に、ガープの脳裏を横切ったのはエースの「今になって命が惜しい」という言葉だった。生きる意味、生きる喜びを知ったエースに新しい世界で生かしてやりたいという親心がよぎり、ガープは目を閉じ、ルフィのパンチをその顔面にくらってぶっ飛んだ。



この祖父と孫の戦いを黙って見守っていたセンゴクは「貴様も人の親だ、ガープ・・・」とつぶやいた。
同じく戦いの結末を見守っていた黄ザルも祖父と孫の決着がついた瞬間、白ひげを刺して”麦わら”阻止へと向かった。


ガープを制したルフィは、とうとうエースの元へと到達した。



ハンコックが用意してくれていた手錠の鍵で、エースの手錠を外そうとしたが、黄ザルが光線ビームで鍵を破壊した。海楼石の手錠はルフィには外せない、ここまで来てどうしようもないのか。


追い打ちをかけるように、エースの横にいたセンゴク元帥が巨大化した。
「待て!!私が逃がすと思うなァ!!!私の手で処刑するのみ!!!」


センゴクがその拳を振り上げた時、処刑人の1人が立ち上がった。
「ううっ、いきなり気を失ってしまったガネ」
その処刑人は”元バロックワークスのMr.3”であった!!

Mr3は、ルフィに兄を救出させる為に自分の命を犠牲にしたボン・クレーへの、亡き同胞への弔いの為に危険を冒してここに潜入していたのであった。
元海賊が海軍本部の元帥の傍にいるリスクは覚悟の上、「3」はエースの手錠の合鍵をロウで作るとルフィに渡した。 「兄を救え!!!麦わら!!!」
その言葉は、ボン・クレーの意思でもあった。



センゴクの拳をルフィが止めた。



しかし続けざまに海軍達の放った砲撃が、ルフィ達を襲った。
海楼石で能力を封じられた生身のエースには耐えきれない量の砲弾である。だが、砲弾の爆炎の中から炎のトンネルが見えた!!
間一髪、ルフィが「3」の作った合鍵でエースを開放していたのだ!!!
「お前は昔からそうさ、ルフィ!!!おれの言う事もろくに聞かねェで無茶ばっかりしやがって!!!」



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