ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

43巻-415話 ヒートアップ

2016年08月25日 | エニエス・ロビー編




サンジは鍵を手にして一目散にロビンの元へ向かおうとしたが、それを許すジャブラではなかった。

戦いの中で通常の【剃】を見切っているサンジに対して、もっと素早い動きから繰り出す【狼狩(ロウカル)エリアネットワーク】で攻撃し、【重歩狼(ドンポーロウ)】の重いパンチをサンジの腹に撃ちこみ、倒れたところを【嵐脚・群狼連星(ルーパスフォール)】でトドメを刺して、誇らしげに遠吠えを響かせた。
「おれは狼!!!食い殺すまでお前を追うぞ!!!」


激突して壊れた瓦礫の中から「逃げる気もねェし・・・殺される気もねェし・・・許す気もねェ!!!」と言いながらサンジが立ち上がって来た。




ジャブラは挑発する。
「許す?あの幸薄いバカ女を憐れむヒマがあったら、ここで命拾いする方法を考えるんだな!!!」

サンジの目がすわった。
「口に気をつけろ、おれは怒りでヒートアップするクチだ!!!」
そう言うと、サンジはその場でギュルルルと高速回転しだし、ピタリと止まった時、その脚は強烈な摩擦熱で真っ赤に燃え上がっていた。




「高熱を帯びた脚は攻撃の速度で・・・さらにその破壊力は悪魔の如し、【悪魔風脚(ディアブル・ジャンプ)】」と言うやその脚が光を放って、ジャブラの腹にめり込んだ。
蹴りは衝撃だけでなく、身を焦げ付かせ焼く程熱い。
【鉄塊】をものともせずにその腹肉を焼きながら、ジャブラは吹っ飛んで壁に激突し、その痛みに悶え苦しんだ。




ジャブラにトドメを刺そうと飛び出したサンジに、ジャブラは空中歩行【月歩】で挑んだ。
普通の人間は空中では体のコントロールを失う為、空中歩行術【月歩】使いの圧倒的有利となるのだ。

サンジは、ジャブラの両手技【月光十指銃】の片手を蹴り飛ばしたものの、片手の5本の爪がサンジの腹を深くえぐって突き刺さった。
「片手をはじいたか!惜しかったな!もう一方の蹴りも間に合えば指銃を阻止できたのににな!!」と笑うジャブラが笑う。




だがサンジは落ち着いていた。
「いや仕方ねェ・・・、もう一方の蹴りは"とどめ様"だからな。」と言うと、腹に突き刺さった狼の爪をものともせず、熱を放つその脚を振り上げて、最後の【悪魔風脚・画竜点晴(フランバージュ)ショット】が炸裂した。




空中から「司法の塔」1階ロビーに叩きつけられたジャブラが、再び起き上がることはなかった。
サンジはジャブラの再起不能を確認すると、「・・・神は食物を作り、悪魔が調味料を作る・・少し辛みが効きすぎたかな」とづふやいて、1番の鍵を持ってロビンの後を追いかけた。


地下通路には、チムニーの字で行き先が残されていた。




サンジ攻撃技
【三級挽き肉(トロワジェムアッシ)】・・・一度に何度も蹴り込む蹴り技。
【肩ロース(バース・コート)】
【腰肉(ロンジュ)】
【後バラ肉(タンドロン)】
【腹肉(フランシェ)】
【上部モモ肉(カジ)】
【尾肉(クー)】
【もも肉(キュイソー)】
【すね肉(ジャレ)】
【仔牛ショット(ヴォーショット)】
【二級挽き肉(ドゥジェムアッシ)】
【もも肉(キュイソー)ショット】
【串焼き(プロシェット)】・・・体を回転させ、足を直線的に使って相手に突き刺す技。
【悪魔風脚(ディアブルジャンプ)】・・・高速回転の摩擦で足を高熱を帯びさせた蹴り技。
【一級挽き肉(アルミエールアッシ)】
【悪魔風脚・画竜点晴(フランバージュ)ショット】



ジャブラ変身後の技一覧
【十指銃】・・・狼の鋭い爪10本全てを指銃で敵に突き刺す技
【鉄塊拳法】・・・鉄塊で全身の防御をかけたまま、繰り出す拳法、以下その攻撃技。
【狼弾(オオカミハジキ)・・・手の甲で相手を強烈に弾き飛ばす技。
【嵐脚・孤狼(コロウ)】・・蹴り技
【狼牙(ロウガ)】・・・鋭い爪で相手を突き飛ばす技
【狼芭の構え、狼狩(ロウカル)ネットワーク】・・高速で敵の周囲を飛び回り、多方向から
高速で爪の斬撃を与える技。
【重歩狼(ドンポーロウ)】・・・重量のあるグーパンチ
【嵐脚・群狼連星(ルーパスフォール)】・・・高速嵐脚で足から繰り出す斬撃
【魔天狼(まてんろう)】・・・回転しながら敵を蹴り上げる技
【月光十指銃(げっこうじゅうしがん)】・・・月歩で空中高くから落下しながらの十指銃。










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