moving(連想記)

雑文(連想するものを記述してみた)

ナンパと買春は紙一重・・・

2006-11-13 | エッセー(雑文)
「ナンパの神様」ら3人、女子中学生買春で逮捕(読売新聞) - goo ニュース

前回多少、ナンパを擁護したようなニュアンスにうけとられるような
記事を書いたので、ちょっと反省したが・・・。

石川恭一郎(29)、鳥山翔(23)、男子大学生(18)の3人が
女子中学生をナンパし、その証拠として、ポルノ画像を撮影したということらしい
のだが、それはナンパといえるのだろうか?
むしろ、性的な判断力のない女子中学生の無知につけこんだ「ハンティング」と
いうべきものではないだろうか。
それは、力を誇示する愚か者の行為であり、ある種の「レイプ」と同じ構造といえる。

29にもなる男性が3人がかり?で、13、14の少女に「ナンパ」という
事態ありえないわけであり、それは「性的イタズラ」、「ヘンタイ」、
「レイプ」と呼称されるべきものだろう。
まして、「ナンパの神様」と自認していたなら「買春」という行為に
ふみこむべきではないはずだが・・・。

某SNSでもナンパと売春誘惑のコメント欄記事が横行しているようだが、
その場合も、私は社長で、有名人、政治家と懇意であるとか並べ立て、
地位を誇示し、それでもなびかない女性にはお金で交渉しているようである。

この石川恭一郎(29)も肩書きは社長であり、最後の手段でお金に
ものをいわせたのではないだろうか?
昨今、この手の稚拙な中年が増加している。
少し前にも某ビデオB級アイドルを抱えていた事務所社長が、
その権力を誇示し、最後は「お金」で脅して、18歳の所属女性タレントを
レイプしたらしい。
その手口の構造は、まったく同じものといえるだろう。

そして、その中年の権力誇示の姿勢は、裏返せばイジメという構造に
もとずくものであり、ひとを必要以上に貶め、その行為によってしか
自分の優位性を確認できないという「愚かさ」なのである。

こういう社会性は、格差社会を是とする体制に問題がある気がしてならない。
「正当な協定によった競争による格差」ではなく「不正な競争に居直った格差」
社会だから、なおさら始末が悪いことになる。

若者には、本来の?男女ともに楽しいナンパ「男女出会いの機会」という道程を
歩んでもらいたいものである。