森林ボランティアの準備-チェーンソー

2013年02月06日 | 森林ボランティア
 画像を入れますと、結構容量を使ってしまいますので、文字スペースをもう少し大切に使うように心がけるようにします。

MHは長い文章を書けません。なんせ片手打ちのレベルですので。では昨日の続きから。

 愛機が生きていた(エンジンがかかる)ことが分かって、俄然やる気を出したMH。ここでしばらく愛機を見棄てていたその頃の様子が浮かんできました。→→→すぐにチェーンがはずれてしまうようになったのがキッカケでした。 金(チェーン)の切れ目が縁の切れ目  実際にチェーンが切れたわけではないのですが。 こんなボロ機械、もうだめだと思っていたわけであります。ところが、悪いのは愛情をちっともかけずに酷使をつづけていた持ち主の方でありまして、分解してみてじっくり中の様子を観察してみたらチェーンのはずれる原因がはっきりと理解できました。

チェーンは、動力部分のギアに動かされバーづたいに回転運動をします。そのバーに歯車的にかみあって動くわけですから、チェーンの張りがゆる過ぎるとバーから脱落してしまいます。逆にまた、強く張りすぎても今度は回転に支障がでますので、バーをとりつけた後も、最終的には手でチェーンを回してみて張り具合を確かめつつ、調節ネジでバーの最適位置を決めるわけです。チェーンの張りは、バーの位置によって調整するようになっています。


                
    左上の写真で、右側がバーの先端部分です。バーは、右上写真のネジのある部分にはめ込まれ、バーにはそのネジに連動する凸部分がはまる穴があいており、ここがしっかりきまっていないとバーが動いてチェーンがはずれてしまいます。左下のように、チェーンが適度な張りのある状態でバーにからんでいるのが理想です。

 首尾よくバーとチェーンが固定できましたら、チェーンの刃を研ぎます。専用の目立て機も売られていますが、慣れてきますと丸ヤスリだけで研いだ方が早いとおもいます。新品のチェーンの刃をホームセンターなどでよく観察してくるといいです。何事も節約節約 左下の写真は、ダメな例。えらそうに書きましたがまぁ、最初は誰もこんなもん?って、ごまかすMH。それと、研ぐべき刃は一つ置きに交互反対になっていますから、片側を研ぎ終わったら向きを反転させて同じように研ぐ。

      最後に、実際に切ってみた様子です。刃の研ぎがいいと切り口が滑らかになります。