Life in The U.K. Test

なんだか思ったように更新できず、すっきりしない今日この頃なんですが、過去のことはひとまず忘れて、今日はテストを受けに行ってきました。

Life in the U.K Testというテストで、U.K.（イングランド、スコットランド、アイルランド、ウェールズ）について、例えば、人口とか、宗教とか、政治とか、生活について（家を買う、借りる、医者に行く、歯医者に行く、教育制度、車を運転するに当たっての知識とか、働く場合のこととか）まあ、そういうことの知識をテストするんですが、なんでこんなテスト受けなきゃならないかというと、1月に私の配偶者ビザが切れるので、その更新にあたり、今度は永住権を申請することになるので、その申請にこのテストに受かった証明が必要になるのでした。

あと、このテストを受けなきゃならない人は、すでに永住権を持っているがU.K．のパスポートを取得しようという人です。U.K．パスポートにしなくても別にこの国で生活する限りは永住権だけでもいいんですけど、U.K．パスポートがあるとEU内の他の国でも仕事しながら生活できるみたいですね。

このテストは落ちたらまた受けれるんですが34ポンドもしやがるので、落ちたくなかったのでこの１週間は結構勉強しました。

ずいぶん前に本は買って電車の中とかでちょこちょこ読んでたんですが、興味のあること（生活に密着したこととか）はすんなり頭にはいるんですが、政治のところとかまるでちんぷんかんぷんで単語もわからないのだらけだし、ぜんぜん頭に入ってこないし、お手上げという感じでした。また細かい数字とか年号とか暗記するの苦手ですのでまずいんじゃないかと思ってたんですが、会社の人で昨年受けた人に、「テキスト買った人はオンラインで練習できるからそれを何度も何度も繰り返しやれば、問題のパターンが決まっているからやればやるほど同じ問題に当たる確立が増えてそのうち受かるところまで（75パーセントで合格なので、24問中18問）いくからっ」て言われたので、先週くらいからぼちぼち昼休みとかにオンラインでテストを受けてみてたんですが、最初は落ちてました。で、月曜日24日にお休みを取って、この日にテストを予約すれば、週末ゆっくり勉強してテストに望めると思ったのに、この日に取れず今日になってしまったので、それこそ焦って今週は昼休みと夜家に帰ってからオンラインで何度も練習して、昨日は本の巻末にもテストが10個ついてたのでそれをやってみましたが、昨日の段階ですべてのテストになんとか合格したので、今日は少し安心してテストに行くことができました。

しかし何でこの国って・・・ホント・・

今日のテストは12時から予約していて、某コンピュータースクールの試験会場だったんですが、中に通されたのが20分過ぎ。20分前についていたので40分外で待ちました（幸いショッピングセンターの中だったんでそんなに寒くなかったのでよかったですけど、今日はすごい寒かったので外だったら耐えられない）。しかもスクール内にトイレがなくて、案内された公共の有料のトイレの女性用が閉まってて仕方なくその辺のレストランで嫌な顔されながら借りました。

20分遅れはまだいいのですが、とりあえず席に着いたら、まず目の前にある用紙に名前とかいろいろ情報を書かされて、それを回収した後に、目の前にあるパソコンのモニターにある説明読んでおいてください。と言われ、それを読んでいる間に１人ひとり呼び始めたんですね。名前とか確認してIDを見せて、お金を払って・・・って作業だったみたいなんですが、30人くらい人数いたので、かなり時間かかるんじゃないかしらと思ったら２時間もかかりましたよ。しかも１人２回呼ばれるんですね。最初はID見せてお金払うんですが、次はインプットした個人データのチェックとかなんですが、2度目に呼ばれて「ID見せて」と言われたときは何かの間違えてまたお金とられるんじゃないかと思って「あの、もうあの人に見せたんですけど。」と言ったら文句たれたと誤解されて「あなたテスト受けたくないの？？」と試験監督？（結構怖そうな年配の女性）に怒られちゃいました・・・。

まあそれはいいとして最初はもうテキストとかも読まずにおとなしく待ってたんですがあまりに長い待ち時間に眠くなってきて、周りを見合したらみんなテキスト読んでるので、なんだいいんじゃんと思ってテキスト読んでたのでまあいいのですが。

で、２時過ぎて急に全員席を立って荷物を持って入り口のほうまで来てくださいって言われたんで何が起こったのかと思ったら、席の１つ１つに受験者のデータをアサインさせたみたいで、今まで座っていた席ではなくて、自分のデータのアサインされたPCに案内されて受験しました。この時すでに２時からテストするはずの人がわんさか外で待ってました。「かわいそうに、これから私たちテスト受けるから相当待たされるな・・・。」と気の毒になりました。

テスト時間は45分でしたがたったの24問ですから10分くらいで終了しましたが、もうすでに終わっている人が何人かいました。テストの後５分後くらいには結果が出まして、スコアは分かりませんでしたが、受かっていたのでほっとしました。最初呼び出されて別室に連れて行かれたのですごいびびったんですが「受かりましたよ。この証明にサインしてください。」と言われたのでホントほっとしたところです。

ところでこのテストのテキスト、U.K.のいろいろな情報がうまくまとめられていてなかなかいいテキストだと思うのですが、日本でもこういう本あるといいなとおもいます。人口や男女の比率、移民の制度とか、宗教とか、政治や、医療制度など、日本人でもよく分かっていないことたくさんありますし・・・。それともあるけど知らないだけかな（たぶんイギリス人はこんなテストやテキストの存在知らない人もいっぱいいるだろうし）。

これがテキストで、このテキストのテストページに入るにはログインしたりする必要があるのですが、別のウェブサイトでサンプルテストを出しているところがあったので興味がありましたらトライしてみてください。