日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

関東一円はしご酒 2018初夏 - 八たん

2018-05-26 20:29:12 | B級グルメ
昼と晩を跨いだとはいえ、五軒ものはしごはきわめて異例です。最後は川崎の「八たん」で締めくくります。
年相応に食が細ってきたためか、はしごをする機会が徐々に少なくなってきました。直近について言えば、盛岡でも会津若松でも一軒限りで完結しており、喜多方でも「ひさじ屋」にしか寄っていません。今日に限って五軒もはしごできたのは、長崎と同様の要因によるところが大きいような気がします。一軒につき徳利二本までで切り上げ、長すぎず短すぎずほどよい間合いを置いてから次に移るということです。今後に向けての教訓となりそうな本日の戦果でした。

八たん
川崎市川崎区本町1-8-28
044-244-9247
1700PM-2130PM(LO)
日祝日定休
牛たん1700円
テールスープ700円
麦飯280円
コメント

関東一円はしご酒 2018初夏 - ベンガル

2018-05-26 18:24:34 | B級グルメ
長崎を訪ねたときのような展開になってきました。徳利を二本空けたところで席を立つ小刻みな継投により、三軒はしごしたにもかかわらず余力があります。さすがに酒はもう沢山、しかし別腹には何とか入る状況です。その別腹で「ベンガル」のカリーをいただきます。
初見となった前回は基本のポークカリーを選んだため、趣向を変えてビーフカリーを注文。大きなすじ肉の塊が入るという違いはあるものの、爽やかな辛さは相通ずるものがあり、他のカリーがどうなのかも気になってきます。たまには余力を残しておき、この店に寄ってみるのもよさそうです。

カリーすなっくベンガル
横須賀市若松町1-9
046-825-8877
1100AM-2100PM(LO)
月曜定休
ビーフカリー700円
コメント

関東一円はしご酒 2018初夏 - 銀次

2018-05-26 17:27:53 | 居酒屋
「銀次」を訪ねるとき、開店直後をあえて避け、港で酔い覚ましと腹ごなしをしてから乗り込むのが常です。しかし、今日は時間が経てば経つほど雲が厚くなってしまいました。これでは港までわざわざ行こうという気分でもありません。しばしの間を置いてから「銀次」の暖簾をくぐりました。
木のサッシから時折吹き込む風が心地よく感じられます。来月では微妙、再来月ではおそらく味わうことができない、この時期ならではのひとときです。

銀次
横須賀市若松町1-12
046-825-9111
1600PM-2300PM
土日祝日定休(第四土曜営業・翌週月曜休業)

酒二合
お通し(糠漬け)
しこ
ぬた
コメント

関東一円はしご酒 2018初夏 - 直八

2018-05-26 15:40:13 | 居酒屋
「中央酒場」でいただくものとその順序はおおむね確立しています。酒についていえば生ビール、ホッピー、酒の順であり、肴は刺身、煮込み、天ぷらともう一品です。しかし、今日は天ぷらをいただくのと同時にホッピーが空きました。常々申している通り、呑み屋ではもう一杯、もう一品という状況で切り上げるのが賢明です。浮いた余力で予定外の二軒目に飛び込みます。訪ねるのは「直八」です。
横須賀に通い始めて七年が経ちました。その間何軒もの酒場を訪ね歩いてきましたが、何だかんだで「中央酒場」と「銀次」の双璧に勝るものはなく、最近は専らこの二軒を訪ねて仕舞いという状況が続いてきました。とはいえ、たまには趣向を変えたくなるのも人情ではあります。「銀次」の斜向かいにあるこの店が、かねてから気になっていたこともあり、今回試しに訪ねてみようと思い立った次第です。
結論から申しますと、悪くはなかった、しかし只ならぬものまでは感じなかったとでも申しましょうか。店構えには味があり、豆腐、串カツ、鯖の文化干など横須賀らしい肴も一通り揃います。しかし、古びた店の造りは「銀次」に、品書きの豊富さは「中央酒場」に一歩譲り、双璧を差し置いてまで行きたいと思うほどの傑出した点までは見出せませんでした。双璧が突出している結果、他の店が色褪せてしまうという、横須賀特有の現象がここでも起きたことになります。
そのような中、この店ならではの美点を挙げるとすれば、店主の目が行き届くほどよい広さの店内ということになるでしょう。老練な店主相手に一杯ということになると、横須賀ではありそうでなかなかないものです。数少ない選択肢の一つだった「源氏」が閉店してしまった今、ここが貴重な一軒となってくれるかもしれません。

直八
横須賀市若松町1-9
046-823-1807
1400PM-2130PM(LO)
日祝日定休

白鶴二合
お通し(白菜漬け)
温豆腐
串カツ
コメント

関東一円はしご酒 2018初夏 - 中央酒場

2018-05-26 14:47:19 | 居酒屋
「京都へ行くことは赤垣屋へ行くことである」とは教祖の言葉ですが、自分にとって横須賀へ行くことはこの店へ行くことといっても過言ではありません。「中央酒場」の暖簾をくぐりました。
初めてここを訪ねたのは、七年前の初夏でした。以来年に何度か足を運んで、長い長いカウンターの端から端まで、一通りの席を経験してきました。その結果分かったのは、どこに通されてもその席ならではの見所があり、それなりに楽しめるということですが、その一方でどこが最善なのかについても気付いてきました。自分にとっての特等席とは、奥側のカウンターの中ほどにある燗付け場の前です。そして今回、久々にその特等席へ案内されました。
何が特等かといえば、酒、ホッピーの独特な注ぎ方を目の当たりにできること、人の出入りが少ないことに加え、日替わりのホワイトボードがすぐ近くにあり、その日の一推しがすぐ分かるという点が挙げられます。その品書きにはマコガレイ、新生姜など夏らしい品々が目立ってきました。まだ花見もできた半月前の北東北が、あたかも夢か何かだったかのようです。はるばる南下してきたことを実感する一幕でした。

中央酒場
横須賀市若松町2-7
0468-25-9513
1000AM-2230PM
日祝日定休

一番搾りプレミアム
ホッピー
マコガレイさしみ
牛すじにこみ
あなご天ぷら
コメント

関東一円はしご酒 2018初夏 - 糸宿小

2018-05-26 14:09:55 | 関東
結局大幅な縮小という形になりました。本日は日帰りで横須賀へ向かいます。
早い話、天候が予報の割に冴えないという数日来の傾向が、今日も続いてしまったのです。目覚めたときには平凡な曇り空で、時折薄日が射す程度でした。その後次第に日が射してはきたものの、空全体が薄雲に覆われていて、青空が広がることはありませんでした。実態としては、晴というより薄曇りに近い天候です。ウェザーニュースの映像を見ても、各地で似たような空が広がっていて、局地的な現象ではないことが窺われました。活動には一応堪えうる天候とはいえ、日本海側まで車を飛ばすには及びません。「銀次」が開く第四土曜に重なったこともあり、本日は横須賀に振り替えるということで結論が出た次第です。
そのようなわけで、本日は昼から一献傾けます。明日は日帰りで前橋へ行くつもりですが、天候次第では免許の更新、タイヤ交換などの野暮用に充てることも検討します。
コメント