日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

関東一円はしご酒 2017師走 - 帰着

2017-12-30 16:43:35 | 関東
結局横浜には寄らずにまっすぐ帰りました。出発が遅れたことで、原鉄道模型博物館に寄っても二時間ほどしか見学できなくなったためです。中途半端に寄り道するより、クロスシートの快特にそのまま乗って帰れる方を選びました。結果論としては、横須賀には午前中に行っておき、午後を原鉄道模型博物館に注ぎ込めばちょうどよかったことになります。冬晴れの一日を活用できなかったばかりか、修復策も中途半端に終わってしまったのが残念ですorz

来る日も来る日も冬晴れが続く中、こちらにとってある意味好都合ともいえるのが、明日に限って終日曇と予想されていることです。少なくとも一日は旅支度と野暮用の片付けに充てるつもりだっただけに、大晦日を躊躇なく充てられるのは助かります。
問題なのは、元日から再び晴れると予想されていることです。年初は二日から始動するつもりでいましたが、元日早々快晴ということに鳴門、むざむざ棒に振るのがもったいなく思えてきました。野暮用が片付き、心置きなく旅立つことができるなら、出発を一日早めることも検討します。
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関東一円はしご酒 2017師走 - 中央酒場

2017-12-30 13:06:40 | 居酒屋
横須賀中央で電車を降り、脇目も振らず小路を進んで、その奥にある「中央酒場」の暖簾をくぐりました。
一昨年の暮れ、やはり年内最後の営業日に駆け込んだときは、適度な入りのカウンターと、次々裏返されていく短冊に年の瀬を実感したものです。ところが今日は様相を大きく異にし、長いカウンターは奥の方から隙間なく埋まっていました。混み合ってはいても回転は早く、何だかんだで入れるのがこの店の特徴でもありますが、今日は時折断られるお客も出ています。閑散とした街にあって、この店だけが別世界のような繁盛ぶりです。
このような事情もあり、通されたのは玄関近くの短い辺の一角でした。文字通りの末席ながらも、これがあながち悪くはありません。調理を担当する若主人の定位置が正面にあって、前にコンロが、斜め後ろに豆腐と煮込みの鍋が配置され、様々な注文が最小限の動きで捌かれていく様子を目の当たりにできるからです。これで奥の方から手前の方まで、一通りの席を経験したことになりますが、どの位置からでもそれなりに楽しめるところは、周到に設計された劇場のようでもあります。眺めていて一瞬たりとも退屈しないという点では、会津の「鳥玄」と並ぶ双璧と思うのがここです。
ただし、この席には明確な難点が一つだけあることに気付きました。玄関に近い上に、お客が常に出入りするため非常に寒いのです。もう一杯、もう一品で切り上げるのが常のところ、熱燗とたらちりで温まってから辞去しました。

中央酒場
横須賀市若松町2-7
0468-25-9513
1000AM-2230PM
日祝日定休

一番搾りプレミアム
ホッピー
菊正宗
あじさしみ
牛すじにこみ
桜エビかきあげ
たらちり
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関東一円はしご酒 2017師走 - 年の瀬

2017-12-30 12:18:00 | 関東
日帰りでどこへ行くかと考えたとき、候補としては秩父と横須賀がありました。後者の場合、「中央酒場」で一献傾けた後、横浜の原鉄道模型博物館に寄って帰るという形になり、冬晴れの一日に行くべき必然性はありません。つまり、早起きできれば断然秩父だったわけなのですが、目的地がなまじ近いとつい気が緩んでしまいます。案の定寝坊してしまい、今更秩父へ行っても仕方ない状況となりました。その結果選択肢は自ずと絞られ、京急で横須賀へ向かっているところです。
一昨日あたりから都内の人出が目に見えて少なくなってきました。乗客の数は普段に比べ半分から三分の二といったところでしょうか。快特のクロスシートにもわずかとはいえ空席があります。横須賀という代わり映えのしない選択に落ち着いたものの、閑散とした街角が年の瀬ならではです。
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