日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

江ノ電日帰り撮影ツアー -2400着

2014-12-27 23:31:56 | 関東
横須賀線で帰ります。東京駅に着くのは0時ちょうどです。時刻表の上では、その時刻に着く列車を"2400"と、出る列車を"000"と表記する決まりがあります。この列車は前者に属する貴重な存在です。

★横須賀中央2151/2151レ/2203金沢八景2209/2161H/2225横浜2331/2204S/2400東京
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江ノ電日帰り撮影ツアー -スカイビル

2014-12-27 23:01:56 | 関東
ラーメンで終わりかというとさにあらず。最上階に移動してきました。単に眺めがよい場所なら無数にある中、ここの白眉は遠景よりも眼下にある横浜駅の眺めです。手前から京急、京浜東北、東海道、横須賀、相鉄と五本の路線が並び、片時も途切れることなく列車が発着する様子もさることながら、それぞれの路線が別方向に散っていく様子は模型の世界を見ているかのようでもあります。中心を横切っていた東横線の鉄橋が地下化によって撤去され、ブルートレインなどの花形も姿を消し、往年ほどの見応えはなくなったとはいえ、小一時間眺めていても退屈することがありません。
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江ノ電日帰り撮影ツアー -壱八家

2014-12-27 22:49:53 | B級グルメ
「中央酒場」と「銀次」の双璧で腹も心も満たされ、さらに重ねてはしごする必然性は感じられず、しかし時間的にはまだ余裕があるという状況の中、横浜で電車を降りました。目当ては「壱八家」のラーメンです。
屋号の通り、いわゆる「家系」のラーメンです。単に「家系」でよければ横須賀にも店はあり、最近では都内にも雨後の筍のごとくに乱立しています。それだけ模倣しやすい味なのでしょう。しかし、数多ある「家系」の中でも、自分が最も古くから通い、なおかつ最も愛用してきたのが「壱八家」なのです。
家系ラーメンといえば、このblogでも「はじめ家」「近藤家」といった有名どころを紹介してきました。これらの店が、本家本元の「吉村家」に連なる系譜を持つのに対し、この「壱八家」は亜流に属し、磯子の「壱六家」と同系統に属します。その特徴といえば、麺が長多屋製麺であること、トッピングにうずら玉子があることなどですが、自身最大の特徴と思うのがスープのまろやかさです。類似店が無数にある中でも、これだけは他店には再現できない門外不出の味だと思います。

壱八家 スカイビル店
横浜市西区高島2-19-12 スカイビル10F
045-451-3080
1100AM-2300PM
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江ノ電日帰り撮影ツアー -銀次

2014-12-27 20:38:00 | 居酒屋
「銀次」には一番乗りをあえて避け、遅めの時間に入るという流れが最近定着してきました。今回も同様にして乗り込むと、期待通りカウンターには適度な空席が。今回も正面に燗付け場、右斜め前に女将という特等席に着席します。
「中央酒場」にしてもこの店にしても、今更細々したことを書き留める必要を感じなくなってきました。しかし、それは飽きたということではなく、いわば無念無想の境地に到達したということでもあります。席に着くやいなや、その日の組み立てが半ば無意識のうちに浮かび、自我も忘れて居心地を楽しむことに専心できるというわけです。

銀次
横須賀市若松町1-12
046-825-9111
1600PM-2300PM
第四土曜除く土日祝日定休

酒三合
お通し(糠漬け)
〆鯖
にこみ
ぬた
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江ノ電日帰り撮影ツアー -中央酒場

2014-12-27 19:28:44 | 居酒屋
大衆酒場の名店がひしめく横須賀にあっても、一軒目はこの店以外に考えられませんでした。毎度おなじみ「中央酒場」を訪ねます。
呑み屋が最も混み合う七時過ぎということもあり、長いカウンターは一席残らず埋まる大盛況。しかし、回転も早いため、慌てるには及ばないのが経験上分かっています。とりあえずテーブル席に通されて生ビールを注文すると、その生ビールが出るより早く先客が席を立ちました。カウンターの右半分の中央寄り、正面にホッピー専用冷蔵庫と燗付け場が鎮座する良席に早速移動します。
朝10時からの通し営業も終盤の山場にさしかかりつつあり、カウンターには店主夫妻と若主人、見覚えのある料理人二人が勢揃いするなど、真打ち登場といった様相を呈しています。出たり入ったりを繰り返す日中に対し、今日はこのまま閉店まで走り続けるのでしょうか。昼間の緩やかな雰囲気にも、夜の活気に満ちた雰囲気にもそれぞれよさがあるものです。

中央酒場
横須賀市若松町2-7
0468-25-9513
1000AM-2230PM
日祝日定休

キリンラガー・ホッピー・菊正宗
鰺なめろう
牛すじにこみ
まぐろなべ
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江ノ電日帰り撮影ツアー -ショッパーズプラザ横須賀

2014-12-27 18:51:24 | 関東
ヴェルニー公園が尽きたところに現れるのが、ダイエーの旗艦店ショッパーズプラザです。イオンに飲み込まれたダイエーが株式市場から退場したのは、奇しくも昨日のことでした。この店舗もいずれ全面改装され、イオンの一店舗になってしまうわけです。ダイエーが終焉を迎えるということは、フードコートのドムドムも運命を共にするのでしょうか。今後の動向が気になります。
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江ノ電日帰り撮影ツアー -ヴェルニー公園

2014-12-27 18:38:42 | 関東
横須賀駅で下車し、ヴェルニー公園を通って中心街へ向かいます。
前回訪ねたときはここで日没を見届け、暗くなるに従い蝉の声が秋の虫の合唱に替わるという、実に劇的な場面に遭遇しました。水面に映る橙色の街灯が風流で、港から吹く夕風も心地よく、波止場のベンチにいつまでも腰掛けていられそうな気がしたものです。しかし今日は日が落ちてから急に冷えてきました。日中は上着要らずの場面もあったはずが、今夜は屋外に短時間滞在しただけで手がかじかんできます。暮れも押し迫っていよいよ冬本番が到来したようです。これまで雨合羽でしのいできましたが、明日は上着を着込んだ方がよいかもしれません。
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江ノ電日帰り撮影ツアー -昼の部終了

2014-12-27 17:50:47 | 関東
藤沢で呑みたいという悪魔のささやきを振り切り横須賀へ移動します。
江ノ電を主題にした活動ならば、夜の部も藤沢か鎌倉にするのが順当ではありました。それにもかかわらず馬鹿の一つ覚えに走ったのは、横須賀の大衆酒場がそれだけ秀逸だからに他なりません。年末の挨拶回りという意味では、初見より慣れた店の方がよかったという事情もあります。押寿司から適度に間が空き、今回も万全な状態で乗り込むことができそうです。

★稲村ヶ崎1724/119レ/1734鎌倉1747/1677S/1806横須賀
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江ノ電日帰り撮影ツアー -相模湾の夕景

2014-12-27 16:57:26 | 関東
その後七里ヶ浜まで片道徒歩、片道電車で往復し稲村ヶ崎に戻ってきました。日中の状況からある程度予想できた通り、夕日は江ノ島と富士山の方角までは回らず、伊豆半島の彼方に落ちたようです。とはいえ、富士山の稜線が茜色の空に浮かび上がり、江ノ島の灯台に明かりが灯る様子は絵になります。古きよき思い出の残る場所を再訪できたことを含め、年の瀬の一日を注ぎ込んだ甲斐はありました。
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江ノ電日帰り撮影ツアー -絶景

2014-12-27 14:09:16 | 関東
稲村ヶ崎の展望台から江ノ島を望みます。左に江ノ島、右に富士山という絵柄が見事で、三保の松原、日本平といった有名どころからの眺めと比べても引けをとりません。ここならおそらく夕景も最高でしょう。日が傾いてからの再訪が必須となりました。
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江ノ電日帰り撮影ツアー -遠き日の思い出

2014-12-27 12:53:16 | 関東
EOS-1D Xの連写がまたしても炸裂し、狙い通りに300形を仕留めました。一区切りついたところで押寿司をいただきます。鎌倉高校前の駅に戻るかどうかというところ、やってきたのは稲村ヶ崎の海岸です。
この場所には思い出があります。高校時代最後の、つまり生涯最後の遠足で訪ねたのがここなのです。遠足というと団体行動が基本のところ、どういうわけかそのときは鎌倉駅で一旦解散となり、夕方の集合までは班別の自由行動でした。しかし、ほとんどの班が名所旧跡を訪ね歩く中で、我々がやってきたのはこの海岸でした。今思えば、前年に公開された映画の舞台になったというだけで、何となくやってきたというのが実態だったのでしょう。来たからといって何をするわけでもなく、野郎ばかりの集団が日がな一日波打ち際でまったりするという、高校生にしては実に怠惰な過ごし方でした。
しかし、生涯に経験した遠足の大半が忘却の彼方へ消え去っても、この日のことは今なお印象に刻まれています。当時は今にもまして付き合いの範囲が狭く、一週間誰とも会話しないなどざらだったとはいえ、その連中とは妙に馬が合ったのです。気心知れた連中と怠惰に過ごした一日が、それだけ自分に合っていたのだろうと思います。
それから二十数年ぶりに訪ねた今回、天候は奇しくも当時と同じうららかな晴天です。日差しは暖かで風もなく、上着代わりの雨合羽も脱ぎました。正面では凪いだ水面が昼下がりの日差しを受けて輝き、その向こうには大島の影が浮かんでいます。遠き日の思い出が甦るひとときです。
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江ノ電日帰り撮影ツアー -稲村ヶ崎

2014-12-27 12:03:58 | 関東
風光明媚な鎌倉高校前でしたが、観光客が多かったり護岸工事があったりで、撮影対象としては今一つだったため、二駅移動し稲村ヶ崎にやってきました。ここから七里ヶ浜にかけては、軒先をかすめるように電車が行く、違った意味で江ノ電らしい画が撮れる区間です。駅から数分歩いたところに、鎌倉行の電車を真正面から撮れる場所があったため、先ほど乗った300形をここで待ち構えることにします。

★鎌倉高校前1127/61レ/1134稲村ヶ崎
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江ノ電日帰り撮影ツアー -鯵の押寿し

2014-12-27 11:08:21 | B級グルメ
昼の部は撮影が中心だけに、お昼をいただく時間は限られると予想し、藤沢で食料を調達してきました。大船軒の「鯵の押寿司」です。ホームの目の前に三浦半島から伊豆半島、さらには伊豆大島まで一望できる絶景が広がり、そこに日当たりのよい木製のベンチもあるため、ひとしきり撮影したら駅に戻り、海を眺めながらいただくのがよさそうです。
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江ノ電日帰り撮影ツアー -僥倖

2014-12-27 10:48:27 | 関東
藤沢に着きました。一日乗車券を買って江ノ電に乗りますが、ここでいきなり僥倖が。1000形のトップナンバーと300形の黄金コンビによる四両編成がやってきたのです。もちろん前部に連結された300型に乗り込みました。内装こそ近代的に模様替えされているとはいえ、バス窓と白木の床は往年のままで、扉の脇の小さな鏡もよい味を出しています。

★藤沢1048/57レ/1103鎌倉高校前
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江ノ電日帰り撮影ツアー -出発

2014-12-27 09:34:17 | 関東
おはようございます。土曜の朝は日の出前の絶妙な時間に目覚めました。空はもちろん雲一つない冬晴れです。
この晴天につられ、本日は江ノ電を訪ねることにしました。江ノ電といえば、遠い昔に一度か二度乗ったことがあるだけで、それもいつのことか思い出せないほど間が空いています。それを今回訪ねようと思い立ったのは、日帰りで行き来できる範囲の路線が、ことごとく安普請のつまらぬ車両に席巻されてしまったからです。本家本元のJR東日本はもちろんのこと、近年では大手私鉄も右へ倣えを決め込んで、孤高の存在だった京急にまで大同小異の安物が走るという有様では、ここが数少ない選択肢の一つというわけです。
先人の作例を見る限り、線路際から列車を大写しにする正統派の鉄道写真とは趣が異なり、しかも場所柄人や車の重なる絵柄が非常に多く、それが自分の撮りたいものかというと、必ずしもそうではありません。しかし、江ノ電はさておき、この冬晴れなら富士山も見渡せるため、湘南の海岸で日がな一日まったりするのも悪くはないでしょう。
夜はもちろん一献傾けてから帰ります。教祖の推奨店が二軒ある藤沢、自身未体験の鎌倉といったところも捨てがたくはあるものの、「銀次」が開く第四土曜ということもあり、馬鹿の一つ覚えで横須賀へ行こうかと考えています。

★東京942/775M/1031藤沢
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