最近辟易しているのが、近所にできた飲食店を集積した商業施設です。というのもこの施設が、安普請と一目で分かる建物からしても、大店ばかりという業態からしても、郊外の幹線道路沿いの商業施設と大差のない代物なのです。そのような施設から、当地で長く営業していこうという気概が感じられるはずもありません。数年経ったら全面改装して目先を変えればよいという、現代的な使い捨ての発想が根底にあるのでしょう。開発業者と商業資本が手を組み、収益性、経済性を第一義にして造ったことが、素人の目にもあけすけに分かってしまい、とても正視に耐えません。そのような建物が、雑然とした繁華街ならともかく、事務所半分、住宅半分の町中に鎮座し、夜半まで煌々と明かりを灯し続けるという唐突さも引っかかります。これでは街の破壊もいいところです。
とはいえ、これなどまだましな方かもしれません。隣の駅などさらにひどく、この数年で古い家屋が一掃され、代わって威圧的な高層ビルが何棟も建ち、その低層階に判で押したような大店が集積されて、駅前の景観が一変してしまったからです。都心にしては緑が多くて閑静なのが美点であったにもかかわらず、軽薄な商業施設が乱立するわ、桜の木は切られるわで、数年の間に住環境が目に見えて悪化しました。さらに数年経って五輪が迫れば、この風潮はますます強まるのでしょうか。相変わらず世知辛い世の中です(苦笑)
とはいえ、これなどまだましな方かもしれません。隣の駅などさらにひどく、この数年で古い家屋が一掃され、代わって威圧的な高層ビルが何棟も建ち、その低層階に判で押したような大店が集積されて、駅前の景観が一変してしまったからです。都心にしては緑が多くて閑静なのが美点であったにもかかわらず、軽薄な商業施設が乱立するわ、桜の木は切られるわで、数年の間に住環境が目に見えて悪化しました。さらに数年経って五輪が迫れば、この風潮はますます強まるのでしょうか。相変わらず世知辛い世の中です(苦笑)