日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

秋の北陸縦断ツアー

2012-09-15 22:42:12 | 居酒屋
未明の出発に始まった長い一日の最後は、福井で欠かすことのできない立ち寄り場所の一つ、「紋や」で一献傾けます。

紋や
福井市中央3-4-6
0776-23-0040
1700PM-2400PM(日曜定休・祝日の場合は翌日休業)

常山・艶・早瀬浦
突き出し(冬瓜豆腐)
新秋刀魚造り
地鶏四種焼き
竹田のあげやき
カンパチかま焼き(おごり)
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秋の北陸縦断ツアー

2012-09-15 21:23:50 | 温泉
今年の残暑はいまだかつてないほど長引き、今日も日中の気温は30度を超えて、夏場の活動と全く変わらないほど大汗をかいてしまいました。こんな日は兎にも角にも一風呂浴びなければ何事も手につきません。しかしながら福井市街の近辺にめぼしい温泉はなく、本日は駅近くの銭湯で一日の汗を流します。
昭和40年代から50年代にかけて改築されたと思われる銭湯は外見、番台、脱衣所から浴場に至るまで何もかもてらいのない町中の銭湯といった風情で、堂々たる寺社風建築を奢った富山「観音湯」の存在感にはさすがにかなわないものの、昔ながらの銭湯が県庁所在地の駅近くで今なお盛業中というのが何より秀逸です。

★松乃湯
福井市日之出2-7-1
0776-24-2680
1400PM-2200PM(月曜定休)
入浴料400円
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秋の北陸縦断ツアー

2012-09-15 20:56:31 | 北陸
金沢か福井か、最後まで悩み抜いた末に本日は福井滞在とし、只今北陸道を下りました。決め手となったのは最終日の天候で、最新の天気予報を改めて確認したところ、福井から岐阜方面へ南下すればするほど悪天候となるのに対して、金沢から富山方面へ北上すればするほど天気がよくなると予想されています。その結果、復路は富山経由となることがほぼ決まり、富山経由で帰るなら福井、金沢の順で進むという当然の選択に収まった次第です。
しかし、当然のようでありながら非常に悩ましかったのは、金沢で立ち寄りたかった「浜長」が明日は休業だということでした。自分にとって会津へ行くことと「籠太」で呑むことが同じであるように、金沢へ行くことは「浜長」で呑むことといっても過言ではないというほど敬愛してやまない名店だけに、定休日である日祝日と金沢に泊まる日が重ならないよう旅程を組むのが、北陸一周の旅における必須の条件の一つでもあるのです。しかしながら、法事やら天候やら諸々の条件が重なった結果、今回は土曜に福井から入って月曜に富山へ抜けるという行程になったため、この店へ寄るためには今日と明日で金沢と福井の間を一往復半しなければならず、時間にも距離にもロスが出るという問題が起きてしまいました。しかしながら、そこまでするだけの価値が十分にある名店なのは事実で、唯一にして最大の悩みはそこにあったわけです。
もっとも、この店が開いていなくとも、金沢の街には心惹かれる酒場が多く、日曜といえどもそれなりの選択肢はあります。「浜長」一辺倒でこれらの店に立ち寄れないのが常々もったいなく思えていたということもあり、今回は趣向を変えて違う店を選んでみようと思い立った結果、ようやく福井、金沢と進むことで落ち着いたという次第です。
何やら長い話になってしまいましたが、要は行き当たりばったりで動いているように見えながら、その陰では何かと込み入った事情があるということです。今回「浜長」を見送るとはいえ、代わりとなる店もひけをとらない名店であるには違いなく、久方ぶりに訪ねられるかと思うとそれはそれで楽しみです。福井はともかく金沢なら一泊で行き来できないことはなく、何となれば年内にもう一度訪ねることもできるのですから、決断した今となっては何の未練もありません。もちろん、本日訪ねる福井の酒場も、北陸の旅においては必須の立ち寄り場所の一つなので、それらを含めて北陸の旅を存分に満喫したいと思っています。
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秋の北陸縦断ツアー

2012-09-15 19:24:37 | 北陸
161号線沿いに琵琶湖西岸を北上して敦賀から北陸道に乗り、只今南条のサービスエリアで休憩中です。
ここまでの行程で私は二つの失敗を犯しています。一つは、大津を出るのが遅すぎたため、沿線をただ走るだけになってしまったことです。瀬戸内海にもひけをとらない琵琶湖の広大さ、対岸に連なる湖東の眺めと立ち上る入道雲、北近畿を彷彿とさせる湖西のひなびた町並み、黄金色に色づいた田圃と、秋の夕日に染まった西の空など、立ち止まってしみじみ観賞したい光景がいくつもあったというのに、それらを車窓からただ眺めるしかなかったというのはまことにもって惜しまれます。
もう一つの失敗は敦賀でカツ丼がいただけなかったということで、これも時間が押したことの弊害です。福井のカツ丼なら明日の昼にもかなりの確率でいただくことになると予想されるものの、敦賀の店に寄れなかったというのが自分にとっては大きいのです。それは、福井に数あるヨーロッパ軒の中でも、敦賀のヨーロッパ軒のカツ丼がとりわけ秀逸だったからで、昨秋二度訪ねて開眼してからというもの、敦賀でカツ丼をいただくというのが旅の目的の一部となりつつありました。それだけに、たかがカツ丼と切り捨てられない部分が自分の中にはあったという次第です。
もっとも、京都と大津に必要以上の長居をしたというつもりはなく、どんなに素早く行動してもあと一時間二時間繰り上がるのがせいぜいだったでしょうから、もともと京都と北陸を掛け持ちするというプランそのものに無理があったといえそうです。しかし今回ばかりは家庭の事情だっただけに仕方がありません。願わくはまた来年お会いしましょう…
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秋の北陸縦断ツアー

2012-09-15 16:31:06 | 近畿
大津にも立ち寄って、行きがけの活動には一区切りがつきました。この後は本来の目的地である北陸へ向かいます。つるべ落としの日没まで決して長くない時間ではありますが、琵琶湖の西岸に沿って敦賀まで走り、そこからは高速で距離を稼いで福井か金沢で一泊する予定です。琵琶湖の西岸というと、これまで列車で通過したことがあるだけで、自らの運転で走るのは初めてになります。中山道の宿場に加え八幡、彦根、長浜と古式ゆかしい町が連なる東岸に対して、さしたる町も観光地もなく地味にも思える西岸ですが、果たしてどんな眺めが広がっているのでしょうか。
ちなみに、「福井か金沢」というのは、どちらに泊まるかいまだに決めかねているからです。最終日の天候を考えると復路は富山経由にするのがよさそうで、そうだとすれば今日は福井、明日は金沢と進むのが順当ながら、何度も通った富山経由というのもいささか新味に欠けます。よって、雨さえ降らなければ大野から郡上八幡などを通って帰るという経路を考えており、こちらをとるなら金沢、福井の順でも成り立ちます。それに加えて、呑み屋の営業日などを諸々考えた場合にも、金沢、福井の順にした方が何かと好都合なのです。まあ実際のところは、日が暮れた時点でどこにいるかが一つの決め手になるのでしょう。このあたりが一人旅の気楽なところです。
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秋の北陸縦断ツアー

2012-09-15 15:20:41 | 酒屋
わざわざ行ってもすることがない県庁所在地の双璧として岐阜と山口を挙げたのは先日のことでしたが、これとは対照的に、確固とした立ち寄り場所が存在している県庁所在地というのもあります。大津がまさにそうで、風格ある四階建ての県庁舎、宿駅の面影残る旧東海道と並んで毎年必ず訪ねるのが浜大津の「小川酒店」です。京都の街から二山越せば立ち寄れるのですから、多少時間を食ってもこの店に寄らない手はありません。秋上がりの酒が出回るこの時期ならばなおさらです。

小川酒店
滋賀県大津市浜大津2-1-31
077-524-2203
日祝日定休
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秋の北陸縦断ツアー

2012-09-15 13:34:29 | 近畿
三時間あまりの京都滞在はこれにて打ち止めと相成りました。空は雲が多いながらも時折日差しが注ぐそれなりの好天だけに、わざわざ来たからにはもう少し滞在したいのはやまやまながら、あいにく京都を巡るのに車という交通手段は適しておらず、じっくり探訪したいなら自転車を借りて縦横無尽に走るのが一番です。京都見物はそのときに譲るとして、今日は本来の目的地である北陸へ向かって針路をとります。近いうちにまたお会いしましょう…
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秋の北陸縦断ツアー

2012-09-15 12:51:04 | B級グルメ
深夜の出発以来飲まず食わずで走り通したので、次は兎にも角にも腹ごしらえをしなければ始まりません。夜食、朝食、昼食、さらには聖地巡礼を兼ねて、北白川の天下一品総本店を訪ねます。特有のどろっとしたスープはそれだけでも相当重く、空きっ腹で食せば気持ちが悪くなりそうだというのに、それでも時折無性に食べたくなりそうな中毒性の高さがこのラーメンにはあります。それこそが根強い人気の秘訣なのでしょう。

天下一品 総本店
京都市左京区一乗寺白川通北大路下ル西側 メゾン白川1F
075-722-0955
1100AM-300AM(木曜定休)
こってり(大)780円
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秋の北陸縦断ツアー

2012-09-15 12:30:42 | 近畿
早からず遅からず頃よい時間に京都へ着き、只今法事を終えました。しかし、当初の想定では二時間ばかり前に着いて時間をつぶしてから行くつもりでした。新東名を快走したつもりがこれほど時間を食ってしまったのは、東名に合流してから先が長かったからです。これまでは線形がよく走りやすい道だと思っていた東名も、新東名の直後に走ると、これほど線形が悪かったかと驚くほどで、建設年代の違いがここまで如実に表れるとは思いませんでした。当然ながら流れは従来の東名そのままで、豊田まで車の波に揉まれながらの一時間が非常に長く感じられました。新東名を快走した分の貯金を東名に合流した後でほとんど使い切ってしまい、しかも前半がきわめて快適だっただけに、後半のよどんだ流れをよりストレスに感じてしまうというのが、走り通した上での実感です。マイペースで走れるという観点からすると、やはり今まで通りの中央道経由が自分には一番合っているのかもしれません。
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秋の北陸縦断ツアー

2012-09-15 08:13:44 | 近畿
東名から名神に入り、只今伊吹で二時間ぶりの休憩をとっています。遠回りになる名神経由を選んだのは、東名に合流した時点で四日市の渋滞が12kmなどという情報が入ってきたためです。6時半でこの調子ということは、事前の渋滞予測をかなり上回っており、あと一時間以上早く出ない限り間に合わなかったでしょう。しかし走っていて断然楽しいのは名神の方ですから、これはこれでよかったのかもしれません。幸いにして一宮の渋滞は間一髪で回避でき、どうにか想定していた範囲内の時間で京都に着きそうです。ただし、連休初日だけに交通量はかなり多く、事故渋滞でも起きればたちまち状況が一変してしまうため、立ち止まるのは必要最小限にして先を急ぎます。次は京都でお会いしましょう…
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秋の北陸縦断ツアー

2012-09-15 06:02:50 | 東海
新東名を快調に飛ばして浜松に着きました。初めて走った印象は予想以上の快走路という一言に尽き、今までの東名とは雲泥の違いがあります。交通量はそこそこあるものの、混みそうな場所では適宜片側三車線に広がるなどの工夫もされていて、これなら常磐道と並ぶ全国屈指の快走路と行ってよさそうです。東名との間を行き来しながら進むつもりが、結局全区間新東名で走り通してしまいました。とはいえ、これほど快走したのにどういうわけか時間が押してきており、今頃は四日市の渋滞ポイントにさしかかっているつもりが、そこまで到達するのに軽く一時間はかかりそうです。少しでも出遅れると渋滞が始まって加速度的に遅れが拡大してしまうため、ともかく先を急ぎたいと思います。
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秋の北陸縦断ツアー

2012-09-15 02:28:33 | 東海
今から出ます。まずは京都まで500km近くの長距離移動です。西日本との間を行き来する際、自分は中央道経由を好んで使うと以前申しましたが、今回は珍しく趣向を変えます。中央道経由を選ぶ理由の一つとして、交通量が少なく自分のペースで走れるという利点があったところ、新東名の開通によりこの判断基準がどう変わったかを確かめるというのが目的です。どうせ走るなら開通間もない新東名を選ぶのが順当ながら、開通前後の変化を確かめるという目的もあるため、沼津、清水と二ヶ所ある連絡路を使って両者の間を行き来しながら移動します。
法要の開始時刻は10時半で、かつて1時間ほど遅く出て9時には大津へ着いたという実績もあることからすると、今から出れば余裕をもって着くでしょう。ただし、三連休の初日だけに、岡崎、四日市と続く中京地区の渋滞ポイントだけはなるべく早めに通過しておきたいと思います。
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