DVDで『ジェネラル・ルージュの凱旋』を鑑賞。おもしろかったです。堺正人が速水役に、はまっていました。原作小説よりも暴君っぽさが弱いのでキャスティングとしてどうなのかな、と思っていたのですが、映画版の速水としては、これはこれで“あり”だと思いました。
原作小説を読んだときから、『ジェネラル・ルージュの凱旋』のハイライトシーンは、何といっても、大量の患者を前にして、速水が口紅を塗るシーンだと思っていました。これがどのように映像化されるのか楽しみでした。結果は、良かった、と思いました。映画冒頭はモノクロシーンでした。そのため、過去のデパート火災時の回想シーンで出てくる(はずである)口紅は、モノクロ映像の中に口紅だけが赤色で表現される映像になることが容易に推測できました。下品な赤色でありませんように……と祈りながら作品を観ました。作品の終盤で、速水が「ジェネラル・ルージュ」の異名を持つようになったきっかけとなった場面が回想シーンとして登場。予想通り、映像はモノクロ。そして、花房看護婦が出した口紅の色は……赤色でした。しかし、変に鮮やかな赤色ではなく、極力、鮮やかさを抑えた赤色でした。ちょうどよい赤色でした。堺正人の演技も良かったです。そして、このシーンは、とても良かったです!
この作品、ミステリー的要素は少なく、謎解きや殺人犯の動向などに若干の無理があります。そのため、ミステリー映画として観ると期待はずれかもしれませんが、単純にエンターテイメント映画として観ると、非常に楽しめると思いました。原作ファンの方々も、気になるシーンがどのように映像化されるのか、楽しめると思います。……と書いても、公開からすでに半年以上が経過していますので、「オススメです!」と書いても意味ないですよね(泣)。
個人的には、小峰役の林泰文に目が行ってしまいました。どうしても、『青春デンデケデケデケ』を思い出してしまいます。最近、悪役ばっかりやりたがる高嶋政伸にもちょっと違和感が。佐野史郎は出演しなくても良かったんじゃないかなあ。竹内結子と阿部寛、そして國村隼は前作同様、いい感じです。シリーズに欠かせない役者さんです。堺正人は、繰り返しになりますが、良かったです。今、世間で受けそうな演技をする役者さんだなあ、と思いました。山本太郎はギラギラ感がOKでした。
原作小説を読んだときから、『ジェネラル・ルージュの凱旋』のハイライトシーンは、何といっても、大量の患者を前にして、速水が口紅を塗るシーンだと思っていました。これがどのように映像化されるのか楽しみでした。結果は、良かった、と思いました。映画冒頭はモノクロシーンでした。そのため、過去のデパート火災時の回想シーンで出てくる(はずである)口紅は、モノクロ映像の中に口紅だけが赤色で表現される映像になることが容易に推測できました。下品な赤色でありませんように……と祈りながら作品を観ました。作品の終盤で、速水が「ジェネラル・ルージュ」の異名を持つようになったきっかけとなった場面が回想シーンとして登場。予想通り、映像はモノクロ。そして、花房看護婦が出した口紅の色は……赤色でした。しかし、変に鮮やかな赤色ではなく、極力、鮮やかさを抑えた赤色でした。ちょうどよい赤色でした。堺正人の演技も良かったです。そして、このシーンは、とても良かったです!
この作品、ミステリー的要素は少なく、謎解きや殺人犯の動向などに若干の無理があります。そのため、ミステリー映画として観ると期待はずれかもしれませんが、単純にエンターテイメント映画として観ると、非常に楽しめると思いました。原作ファンの方々も、気になるシーンがどのように映像化されるのか、楽しめると思います。……と書いても、公開からすでに半年以上が経過していますので、「オススメです!」と書いても意味ないですよね(泣)。
個人的には、小峰役の林泰文に目が行ってしまいました。どうしても、『青春デンデケデケデケ』を思い出してしまいます。最近、悪役ばっかりやりたがる高嶋政伸にもちょっと違和感が。佐野史郎は出演しなくても良かったんじゃないかなあ。竹内結子と阿部寛、そして國村隼は前作同様、いい感じです。シリーズに欠かせない役者さんです。堺正人は、繰り返しになりますが、良かったです。今、世間で受けそうな演技をする役者さんだなあ、と思いました。山本太郎はギラギラ感がOKでした。