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2010 歌垣山(能勢)~妙見奥ノ院~妙見三角点(11/28(日))

2010-11-29 | 京都西・北摂ハイキング
2010/11/28(日)晴れのち曇り

朝方少しぱらついた雨もやみ、日差しが出てきた川西能勢口駅能勢電鉄乗り場に女6・男1が集合し、9:25発の妙見口行きに乗り込み9:52妙見口の駅に到着ですます。


到着した電車から降り、駅で準備を済ませた後バスに乗るため南側に有るバス停へと急ぎます。
ケーブル前駅行きのバスはすでに満員で立っている人もいます。


10:09発の奥田橋方面行きのバスに乗ります。
バスは倉垣の交差点を左に回り、奥の集落を一周して奥田橋経由で歌垣山登山口に到着するのですが、通常は倉垣から歩く方が早いので、倉垣バス停で下車し道脇に作られた歩道を乗り越えて登山口に向かいます。(10:35)


本日は、ケーブル前のバス停の先で工事が有り、大きく回り道をしているせいか、バスが大急ぎの猛スピードで各バス停を通過していった為か、歌垣のバス停には同じバスに乗っていたハイカーがすでに準備を済ませスタートするところです。
バス停の手前には大きな看板が出ており、登山口の公民館の横には歌垣や藻の延喜も書かれています。(10:40)




私たちも看板の先を右にとり、集落への道を進みます。
綺麗な水の流れる、小川を右に見ながら進み、山に突き当たると古い石橋を渡り、登山道へと入ります。


右に左に橋を渡り、だんだんと植林の山に入り込みます。


何が祭られているのか分かりませんが、お地蔵さんでない祠が立っています。


登山道唯一の滝で、先行していたハイカーが、天空の滝ですと笑っていました。(10:52)


落ち葉で埋まった石ころの多い道を、足をくねらない様気を付けながら登ります。


入口にも有ったのですが、この道は「おおさか環状自然歩道」として整備されているようです。
歌垣山の案内も大きく出ています。


崩れかけた古い石段が現れます。


植林の道の向こうが少し明るくなり、雑木林が左に見えます。


雑木林の紅葉を楽しみながら進むと、目の前に数段の階段が見えてきます。


階段を上がると、尾根の縦走路にでます、左に曲がり道標に従い頂上を目指します。(11:17)


すぐに、古い大木でこしらえた門柱のようなものが有ります。
ひとまず写真を撮りすぐ上の広場に上ります。(11:18~32)


広場の真ん中に、歌垣山と書かれた大きな石碑が立っており、この山の説明も立っています。






広場の奥には、おおきなログハウスが建てられており、反対側には妙見山を正面に見える景色が広がっていますが、黄砂の性か妙見山は霞んでいます。


歌垣山は双頭の山で、北峰から先ほどの縦走路を進むと、南峰の広場に着き、亀岡方面が見えるよう展望台が設置されています。(11:35~40)




この山の南峰には、二等三角点が置かれ、立派な保護設備で囲まれています。
めったにないような三角点で、点名:倉垣1で標高:553.39mとなっています。


秋を彩る紅葉が山頂をにぎわせています。


南峰に入って来た所から、右に進み「堀越峠」へ向かいます。
落ち葉の多い雑木林ですが、すぐに急な木の階段となります。


階段を下りしばらくなだらかな道を進むと、長い木の階段を下ります。
広い道に左右交互につけられた階段の間を、まるでスラロームを楽しむように下れます。


最後に急なプラ階段を下ると堀越峠に着きます。(11:58)


歌垣山への案内と、道の向こうの奥ノ院への道しるべです。
たまにしか車の通らない道ですが、カーブの出口になりますので注意して渡ります。




道標に従い少し進むと、左・奥ノ院への道と出会います。
古い石の道標なども寄せてあります。


是より 奥ノ院妙見道


舗装された道を上っていくと、右・奥ノ院 左・野間方面への自動車道の分岐に着きます。
奥ノ院へはここから地道と変わりほっとします。(12:06)


少し冷えていた体が汗をかくほどの坂道を上り、奥ノ院分岐に着きます。(12:20)
昔の石柱なども残してあるようです。


右 能勢妙見道


左 奥ノ院妙見道


案内に従い、奥ノ院へ向かいます。


奥ノ院への道ですが、ここで二つに分かれ、右から急な近道と、左の正面石段道となります。
私たちは、右の道を上ります、やや不安定な道で急な道ですが、石段を使わず一気に社務所前に出ます。(12:25)


社務所前を通り過ぎ、正面の石段を上り本殿に敬意を称し、建物右側からさらに奥の山頂へ向かいます。






山頂の紅葉が綺麗です。






少し日当たりの良い場所で昼食を摂ります。

社務所でお礼を言い、正面の石段を下り、元の分岐点に戻ります。(13:20)
途中道端の紅葉です。


分岐点から、向かいの山に有る三角点を探しに行きます。(13:22)
写真正面奥ノ院、左妙見道です。


踏み跡をたどり、途中右への分岐を上ってみたりしながら、目印らしき赤いテープを発見。(13:28)


踏み跡をたどり、倒木を乗り越えたりしながら登り切ります。
山頂のやや広場的な場所に、使用目的はわかりませんが、大きな井戸のようなものが有ります。(13:30)


側に落ち葉に隠れるようにして、三角点が見つかります。
四等三角点で、点名:奥ノ院 標高:540.71m


テープの場所から北への道が有りましたが、南へ進みたく、薄い踏み跡をたどり南へ進みますが、完全に踏み跡が消えてしまい、藪漕ぎを避け元の赤いマークまで戻り、元来た道を引き返します。

木の階段道を下り、山中の紅葉を楽しみながら進みます。
道の下に、トタンの吹かれた小屋が見え、パイプが入っているので、何かの水場の様です。
その側に宝くじが当たりそうな「當吉大善神」が祭られています。


今谷池でかなりふかそうな池ですが、ただの堰堤池と思っていましたが、道端に「今谷池復興記念」と石柱が立っています。もともとの池なのでしょうか。(14:10)




暫く下ると、奥ノ院分岐と別れた自動車道と合流します。(14:16)
手前には大きなログハウスが立っていますが、使用はされていない様です。
正面の細い道を進むと、妙見山方面へ、右に曲がると野間方面への道となります。


野間への自動車道を、能勢の山が真っ赤に染まっているのを楽しみながら歩きます。


所々に、赤い実をつけた烏瓜の実が見られます。


自動車道は、曲がりくねって結構遠い道です、なのに30分ばかりの間に出会った自動車は1台だけと言う、まさに仕訳物の道路ではないでしょうか。
でも、途中こんな綺麗な紅葉を見る事が出来大満足ですが、見る人が殆ど無いのは勿体無いと思います。




ここから見る能勢の風景も、後ろの山は真っ赤になっています。


やっと黄地の集落に入り、国道477号線と合流します。(14:48)
目の前には野間神社の鳥居が立ち後は駐車場になっています。


鳥居の横の道を少し進むと、こじんまりとした神社がひっそりと建っています。(14:51)


入口に掛けられた、由緒書きには、今から約1400年前に推古天皇13年(西暦605年)勅命により大和の石上神宮から奉還したものであるなどの事が書いてあります。


地域のお年寄りが、ゲートボールをするらしい広い前庭には、真っ黄色の銀杏の葉がちり、銀杏の実が落ちており、しばし銀杏拾いに興じます。(14:53)

バスの時間も近づいたので、黄地郵便局の隣のバス停に向かいます。
途中の空き地に、セイタカアワダチソウが一面に咲いています、これだけ咲くととても綺麗ですね~。


15:20発のバスが10分近く遅れて到着し、妙見口の駅まで運んでくれます。(15:25)


駅前のお土産屋さんで、それぞれに買い物を済ませ、お店の中で反省会を済ませて、帰りの電車に乗り込みます。






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