森に恋して

静・緑・健康

高野山七口女人道(2010/12)

2010-12-13 | 泉州・和歌山ハイキング
2010/12/12(日)快晴

7時50分南海難波駅集合に、女6・男2が集まり8:10分発の急行橋本行きに乗り込みます。
橋本で極楽行きに乗り換え、9:47極楽橋駅到着ですが、駅の表示板とか列車内の駅案内板がきれいになり大変見やすくなっています。


3分待ちでケーブルに乗り換え、二両編成のケーブルで高野山駅まで、中間点で下りのケーブルと行き違います。


駅からバスに乗り、バス専用道路で女人堂まで進みます。(10:11)




トイレも以前の古びたものからきれいなトイレに代わっています。


ここが高野山の入り口だと言わんばっかりの、大きな門柱が立っています。


その横には、大きなお竹地蔵さんが祀られています。




お竹地蔵の横のバス停の裏側のポイント①の道標の立つ、階段からスタートします。


細い山道を登り、ポイント②の道標を右にカーブして道が少し広くなります。


その代わりと言っては何ですが、坂道が少し急になってきます。


一度下って谷上女人堂跡を過ぎると急な坂道を登り返し、上り空が明るくなると弁天岳(984.2m)山頂の鳥居が見えてきます。(10:34)


山頂からは、西の展望がきき、紀泉アルプスだと思われる山並みが見えます。


奥に進み、下りに入る少し奥に三等三角点 点名:弁天岳 984.21mが設置されています。(10:42)


下りに入ると、日陰の道端には霜が残っています。


大門口女人堂跡を横目に急な坂道を下ります。


赤い鳥居がたくさん立っており、建立年を見ているとごく最近の物からかなり年数の立った物まで取り取りで、楽しく下れます。


大門に着きその大きさにびっくりします。(11:05~10)


大門の両サイドに立つ仁王さんも凛々しい姿でにらみを利かせています。




前を走る道路は、高野山道路と言われ、日本の道路100選の一つとして表彰されたと記念碑が立てられています。
さらにその横には、和歌山県朝日・夕陽100選の碑も立っています。


その碑の横の大きな木のそばには、巨大な温度計があり、現在5.4度を指しており、日向ぼっこをしている人も見かけられます。


大門の前の道を南西に横切り、龍神口女人堂跡の表示を見て、助けの地蔵へと進みます。


ポイント⑦の道標には、道の先に×印が付いていますが、行き止まりではなく、女人道では無いとの印です。


コジンマリとしたお堂に沢山のロウソクが立ち並び、一心不乱にお祈りをする人も見られる助けの地蔵堂です。(11:11)




熊野古道への道となるそうなこの場所からなだらかな道を進み、長い木の階段を下るとアスファルト道に出ます。(11:24)


舗装された坂道を右に上り、ゲートボール場の前から山道に入ります。


階段を上るとすぐ、和歌山放送高野山放送局(1485KHz)と柵がされ、アンテナが立っています。


少し下ると、薄暗い林の中で道が分かれており、うっかりすると真っ直ぐ行ってしまいそうになりま。(11:28)
ここは、右に曲がります。


階段を上がります。


階段を下ると道路に突き当たり道標がありますが、間違いそうになります。


道路を左に曲がり、すぐ小さな橋が架かっているのを渡ります。(11:32)


目の前に広がる山の木は、完全に伐採されています。
山肌の細いふみ跡を進みます。


古い石の道標を、ヘヤピンカーブで左に曲がり急な坂道を上ります。(11:35)


相の浦口女人堂跡の峠を過ぎ急な坂道にかかると、尾根の道端にも霜が残っています。


一つピークを越えアンテナの立つピークで昼食にします、北西側には弁天岳が見えます。


南の方には、護摩壇山や伯母子岳などが見え、東の山の間から弥山・八経ヶ岳などもかすかに見えてます。




鉄塔広場の鉄塔は、根元から切り取られて今は何もありません。


急な坂道の階段を下ります。


大滝口女人堂跡(轆轤峠)の交差点に出ます。(12:54)


この交差点は熊野参詣の一本小辺路の始点に当たります。


円通律寺へは道標の手前の道を入ります。
まっすぐは、大滝から熊野本宮へ通じます。(13:03)


山道に入り、道の左側には高野槇の大木が現れ始めます。


円通律寺前の道標と縁起。(13:15)




円通律寺の山門です。


大峰口女人堂を経て東口(大和口又は大峰口とも言われる)へ、この道は弘法大師が高野山に初めて入った道らしい。


㉔ポイントを過ぎると、駐車場を通り抜け、奥ノ院の入り口に着きます。(13:58)


本日女人堂を一周する予定につき、奥ノ院へは立ち寄らずそのまま中の橋へと向かいます。
奥ノ院前バス停から西へ少し行ったところの橋の手前を右の道に入ります。


広い綺麗な道を進み、小さな橋を渡ると一ノ橋から奥の院への参道と合流します。(14:01)




表参道には、古い大きな苔むしたお墓が立ち、大きな木がたくさん生えていて、圧倒されます。


中の橋を渡って少し行くと、右に入る飛び石伝いのような道が現れます。
山の中をどんどん進み、左にスキー場が現れ、その先を右に行くと中の橋霊園に添って進みます。


霊園の入り口の道標を左にとります。(14:32)


舗装道路を上り、高野山大学のグラウンドの横を通り、民家の中の突き当りを左に上って行きます。
広い自動車道に出て峠の手前に、黒河口女人堂跡を横に見て、街中に下ります。
ユースホステルの手前の路地を右に入ります。(14:56)


路地の奥手前に左に入る路地がありそれに入ります。


角の家のおじさんが、「お疲れさんクマとイノシシに気を付けてよ」とボソッと言います。
居ますかと聞くといっぱいいるよとの返事、鳥居をくぐり神社の境内で、鈴をだし一息入れて最後の坂道に挑みます。(15:00~06)



ピークを二つほど越え、終点の不動坂口女人堂(女人堂バス停)に到着し、待つまでもなくバスが来たので飛び乗ります。(15:25)

15:45発のケーブルに乗り、橋本行きの電車に乗り換え、橋本からなんば行きの急行に乗り帰路につきます。
青春18切符を利用しての高野山ハイク、十分に元を取り、天気も良く大変楽しいハイキングとなります。


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