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▲2001~2005年

90年代~20世紀末

▼21世紀(『ドラえもん』『ドカベン スーパースターズ編』『1リットルの涙』)
西暦2000年か2001年ごろ、東京メッツがサッポロ華生堂メッツに。
21世紀になると、火の鳥を神と崇拝する宗教団体「光」が地上を支配(『火の鳥・太陽編』)。

この時期を描いた作品では
『2001年宇宙の旅
(2001: A Space Odyssey)』(1968)がある。

2001年、9・11テロ。『華(ファ)氏9・11』などでこれが描かれている。

西暦200X年、不動明ひきいるデビルマン軍団と飛鳥了=サタンひきいるデーモン軍団の最終戦争。原作『デビルマン』ではこのときまでに人類は滅亡。しかし、実写&CG映画版では戦いのあと、少なくともミーコとススムという二人の人類が生き残っており、人類の復興に希望が残っていた。

西暦2002年は『海底超特急マリンエクスプレス』にも描かれていて、ブラック・ジャックと伴俊作(=ヒゲオヤジ)が乗車。ここではBJは医者だった。
西暦2002年、大人になった野比のび太と静香夫妻にはすでに一子・ノビスケがいて、少年時代ののび太がタイムマシンで訪れ、ノビスケは「すいみん圧縮剤をのめば一時間ねただけで十時間分の…」と言っていた。無重力シアターで、プラネッツの深夜コンサートがあり、少年のび太はノビスケと交代。ノビスケは車輪のない飛行スクーターでベランダから外出。「人工衛星組立てセット」をのび太にねだったこともあるらしい。

大人ののび太は昔の自分と対面。ノビスケが少年のび太と同じく10歳とすると1992年生まれで女優・成海璃子と同い年であり、2007年放送の『3年B組金八先生』の生徒たちもほぼ同世代である。
のび太の息子・ノビスケはのび太の父・のび助と読みが同じで、これでは紛らわしい。本来、「ノビスケII(二世)」と呼ぶべきだ。日本では徳川家康、秀忠、家光、家綱の幼名が、全部、「竹千代」だった例がある。

ター坊は原辰徳か?
2003年4月7日、鉄腕アトム誕生。その日には実際にイベントがおこなわれた。
1969年に作られたアニメで『巨人の星対鉄腕アトム』があったらしい。『巨人の星』の星飛雄馬たちがアトムのいる「未来」に行き、野球の試合をする話だったようだが、その「未来」がアトムの作られた西暦2003年だとすると、すでに過去である。2003年当時、飛雄馬の古巣・巨人軍は原辰徳監督の第一期。飛雄馬が長嶋茂雄に魔送球を投げつけた1958年に生まれた原辰徳が監督になっていた。飛雄馬が巨人二軍~速球の時代の知り合いで、大LB1号開發に協力した少年・ター坊はこの原辰徳か?

ただし、アニメではター坊の姓は「谷」のように聴こえたので、アニメの設定ではター坊は原ではないようだ。アニメのター坊には67年秋で高校生だった姉がおり、家は多摩川グラウンドの近くで、ター坊から「ゆりっぺ」と呼ばれていた(本名は「ゆり」か「ゆり子」であろう)。

その翌年、2004年からのG監督は、飛雄馬と同時代に巨人のマウンドに立っていた堀内恒夫だった。

2003年、北海道の小学生、豊島加純(~かすみ)氏が脳腫瘍により、11歳で死去(『いのちのいろえんぴつ』)。

映画、およびドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』で
「高校時代(1986年、1987年)」から「17年後」がこのころ、2003年または2004年である。
『世界の中心で~』では、ヒロインの「広瀬アキ」が実は「広瀬」でなく「廣瀬」であるとか、「アキ」は「秋」でなく「亜紀」だという話がある。これは21世紀初めの日本語ならではの話で、北京語で「秋」はQiūで、「亜紀」はYàjìと読み、「広瀬」も「廣瀬」も「广瀬」になる中国大陸や、逆に「廣瀬」と書くしかない台湾、
Hirose Akiのようにアルファベットで書くしかない西洋諸国の人たちは、この話をどう理解しているだろうか。

2004年、駒大苫小牧が北海道の代表として夏の甲子園で初優勝。『野球狂の詩』で白大雪高校の火浦健が期待されてから33年後に、やっと真紅の優勝旗が津軽海峡を越えた。

西暦2004年、日本野球界に
東京スーパースターズ
四国アイアンドッグス(Shikoku Iron Dogs)が新たに追加された。山田太郎、岩鬼正美の世代がFA宣言をし、彼らのメヂャーへの流出を恐れた日本野球界が新球団を二つ設立したらしい(ただ、『野球狂の詩』によると、70年代半ばには大阪アパッチもあったらしい)。
山田太郎たち明訓OBはスーパースターズに結集。犬飼兄弟ら、山田のライバルたちは四国鉄犬に入団。これが『ドカベン スーパースターズ編』の世界である。もし、番場蛮が土佐嵐高校にいたとき、四国アイアンドッグスがあったら、まず、そこに入っただろう。

2004年10月23日、新潟県中越地震。映画『マリと子犬の物語』(07)で描かれた。2007年7月16日には中越沖地震。
2004年9月、北オセチアで小学校が武装勢力に襲われた。子供たちにとって国家の「統一」も「独立」も大人の勝手な事情であり、安全な生活が第一であろう。

2005年、日本プロ野球のセ・パ両リーグとは別に、四国に「四国アイランドリーグ」誕生。
2005年、フジテレビのドラマ版『1リットルの涙』の主人公・池内亜也が東高校入学。しかし、脊髄小脳変性症が發病。学校では障碍を持った亜也を負担と見なし、亜也は養護学校に移ることになる。
プロ野球の近鉄がオリックスに吸収、合併され、東北楽天イーグルスが誕生。

平田良介は2005年に中日入りしたとき、早く『ドカベン』に出られる選手になりたいとコメント。

2005年ごろから田嶋・T・安恵となのる人物(男)による『ドラえもん』の偽物の最終回が出回り、西暦2007年に問題になったことがある。
この偽物は前から噂になっていた「ドラえもんの電池が切れ、のび太が科学者になってドラえもんを直す最終回」というもの。問題になった偽物では、のび太の少年時代にドラえもんの機能が止まって35年たってから、のび太がドラえもんを修理する。

この「35年後」が偽物の出た西暦2005年とすると、ドラえもんの機能停止は西暦1970年。つまり、「ドラえもんとのび太の初対面」から「ドラえもんの機能停止」まで一年以内という設定になる。のび太の級友にして旧友・出木杉が偽の最終回で日本の首相になっていたが、西暦2005年当時の日本の首相は小泉純一郎であった。

この「最終話」はあくまでファンの想像であり、本来、食べ物をエネルギーにするドラえもんの「電池切れ」など、本当の『ドラえもん』世界ではなく、藤子プロ、小学館、テレビ朝日が考える『ドラえもん』の「正史」ではない。
『ドラえもん』では少年・のび太がドラえもんの道具(22世紀の科学)に頼って失敗を繰り返し、少しづつ自力で問題を解決するようになるのが「成長」であった。
ドラえもんはのび太が十分に成長したのを見届け、22世紀に戻ったようである。のび太が博士になってドラえもんを直すというのは、『ドラえもん』のテーマから大きく外れている。
 
『ターミネーター3』では、2032年の世界から2004年の世界に2体のターミネーターが送り込まれた。

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関連語句(Blog内検索)
世界の中心で、愛をさけぶ 1リットル スーパースターズ編 デビルマン 火の鳥

関連語句(T-CupBlog検索)
成海璃子 1992 廣瀬亜紀 

関連語句
世界の中心で 愛をさけぶ(twitter)

参照
Y!Blog
1986年~89年――ハレー彗星(1986年)、『1リットルの涙』
2003年~2004年、補足

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