Oxford Bookworms Library (Stage 2) YL 2.5 語彙レベル700 総語数6335
前に、'Kings and Queens of Britain' や 'Mary Queen of Scots' を読んでヘンリー8世のことが書かれていましたし、歴史の授業で彼の顔を見た記憶もありました。
6人もの妻を持った王ってどおよ
素朴な疑問を抱きつつ読みました。
いずれの作品も Tim Vicary が書いています。
この話は、ヘンリー8世の最後の6番目の妻だった Catherine Parr が語る形式になっています。
ヘンリー8世の遺品である彼宛の5人の妻からの手紙(自分の手紙はなぜか無い)を侍女の Margaret と読みながら Catherine Parr の視点から王や妻たちの印象や思いを語っています。
本当にこんなことがあったのか、かなり作り話っぽいですが、史実に基づいて作者が手紙を創作したのだと思いました。
Queen が King に宛てた手紙にしてはちょっと軽薄な感じがしました。
作品自体わかりやすいし100%フィクションならおもしろいのだけれど一応歴史小説なので、もう少し重厚な方が迫力があってオモシロ味も増すような気がしたんですが…
結局、ヘンリー8世が次々と妻を変えたのは自分の跡継ぎの王子が欲しかったからで、それはしっかりした王が国を治めることによって戦国の世を終わらせて平和な国にしたかったから、と結論付けています。
これだけ奥さんを変えたのに、生まれた男の子は3番目の妻 Jane Seymour との間にできたのちに Edward Ⅵ となる子だけでした。
でも、ブラディ・メアリーで有名な Mary Ⅰ や Elizabeth Ⅰ など彼の娘たちは女王として良くも悪くも名前を後世に残しています。
前に、'Kings and Queens of Britain' や 'Mary Queen of Scots' を読んでヘンリー8世のことが書かれていましたし、歴史の授業で彼の顔を見た記憶もありました。
6人もの妻を持った王ってどおよ
素朴な疑問を抱きつつ読みました。
いずれの作品も Tim Vicary が書いています。
この話は、ヘンリー8世の最後の6番目の妻だった Catherine Parr が語る形式になっています。
ヘンリー8世の遺品である彼宛の5人の妻からの手紙(自分の手紙はなぜか無い)を侍女の Margaret と読みながら Catherine Parr の視点から王や妻たちの印象や思いを語っています。
本当にこんなことがあったのか、かなり作り話っぽいですが、史実に基づいて作者が手紙を創作したのだと思いました。
Queen が King に宛てた手紙にしてはちょっと軽薄な感じがしました。
作品自体わかりやすいし100%フィクションならおもしろいのだけれど一応歴史小説なので、もう少し重厚な方が迫力があってオモシロ味も増すような気がしたんですが…
結局、ヘンリー8世が次々と妻を変えたのは自分の跡継ぎの王子が欲しかったからで、それはしっかりした王が国を治めることによって戦国の世を終わらせて平和な国にしたかったから、と結論付けています。
これだけ奥さんを変えたのに、生まれた男の子は3番目の妻 Jane Seymour との間にできたのちに Edward Ⅵ となる子だけでした。
でも、ブラディ・メアリーで有名な Mary Ⅰ や Elizabeth Ⅰ など彼の娘たちは女王として良くも悪くも名前を後世に残しています。