James Joyce
Penguin Readers (3 Pre-Intermediate) YL 3.2 語彙レベル1050 総語数 カウント中
英語はともかく内容がどうもよく分からない…
クセのある難しめの小説を読んでいる感じ。
GRでこういう作品は初めてかもしれません。
誰がどうした、こうした、という文章なのですが、そこをどのように読み取っていくか…
英語力以外のものも必要のようです。
作者が Ulysses(ユリシーズ)や Finnegans Wake(フィネガンズ・ウェイク)の James Joyce だと知ってなるほど納得。
文学などというものにはとんと疎い私ですが、ユリシーズは読んではいないけど何故かたまたま知っていました。
ジェイムズ・ジョイスといえば難解な小説で知られており、独自の「内的告白」や「意識の流れ」の手法を生み出した人で、『ユリシーズ』は20世紀を代表する文学作品の一つと言われているそうです。
(これだけでもはやチンプンカンプン
)
そして『フィネガンズ・ウェイク』は難解小説として名高いそうです。
Dubliners は彼の大作の序章みたいなもので、ずっと分かりやすくこちらも評価が高く、ヘミングウェイも愛読していたとか…
この本には
An Encounter
Eveline
The boarding House
Counterparts
A Painful Case
The Dead
の6編が収録されていますが、原作は15編あるようです。
いずれもアイルランドのダブリン(あるいはその周辺)が舞台になっていて、そこに住む人々の日常生活を通して、それこそ「意識の流れ」の表現を試みているって感じでしょうか。
The Dead はジョン・ヒューストンの監督で映画化されています。
翻訳本や他の同名洋書のレビューの評判がかなりいいので、ちっともおもしろくなかった私としては少々焦ってしまいます。