さりチャンの「英語多読」宣言!!

次は・・・めざせ300万語♪♪
英語で楽しみたい★さりチャンの読書記録★

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DUBLINERS

2010-07-09 23:55:00 | Penguin Readers
James Joyce
Penguin Readers (3 Pre-Intermediate) YL 3.2 語彙レベル1050 総語数 カウント中



英語はともかく内容がどうもよく分からない…
クセのある難しめの小説を読んでいる感じ。
GRでこういう作品は初めてかもしれません。

誰がどうした、こうした、という文章なのですが、そこをどのように読み取っていくか…
英語力以外のものも必要のようです。

作者が Ulysses(ユリシーズ)や Finnegans Wake(フィネガンズ・ウェイク)の James Joyce だと知ってなるほど納得。

文学などというものにはとんと疎い私ですが、ユリシーズは読んではいないけど何故かたまたま知っていました。

ジェイムズ・ジョイスといえば難解な小説で知られており、独自の「内的告白」や「意識の流れ」の手法を生み出した人で、『ユリシーズ』は20世紀を代表する文学作品の一つと言われているそうです。
(これだけでもはやチンプンカンプン

そして『フィネガンズ・ウェイク』は難解小説として名高いそうです。

Dubliners は彼の大作の序章みたいなもので、ずっと分かりやすくこちらも評価が高く、ヘミングウェイも愛読していたとか…

この本には

An Encounter
Eveline
The boarding House
Counterparts
A Painful Case
The Dead


の6編が収録されていますが、原作は15編あるようです。

いずれもアイルランドのダブリン(あるいはその周辺)が舞台になっていて、そこに住む人々の日常生活を通して、それこそ「意識の流れ」の表現を試みているって感じでしょうか。

The Dead はジョン・ヒューストンの監督で映画化されています。

翻訳本や他の同名洋書のレビューの評判がかなりいいので、ちっともおもしろくなかった私としては少々焦ってしまいます。